ピロールニトリン
分子式: | C10H6Cl2N2O2 |
その他の名称: | ピロアース、ピロールニトリン、52230、Pyroace、NSC-107654、Pyrrolnitrin、ピロエース、抗生物質A-10338、A-10338、Antibiotic A-10338、ピロルニトリン、PN、Pyrrolnitrine、3-Chloro-4-(3-chloro-2-nitrophenyl)-1H-pyrrole、FK-935N、4-Chloro-3-(2-nitro-3-chlorophenyl)-1H-pyrrole、3-Chloro-4-(2-nitro-3-chlorophenyl)-1H-pyrrole |
体系名: | 3-クロロ-4-(3-クロロ-2-ニトロフェニル)-1H-ピロール、4-クロロ-3-(2-ニトロ-3-クロロフェニル)-1H-ピロール、3-クロロ-4-(2-ニトロ-3-クロロフェニル)-1H-ピロール |
ピロールニトリン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/24 05:28 UTC 版)
ピロールニトリン | |
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3-chloro-4-(3-chloro-2-nitrophenyl)-1H-pyrrole | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 1018-71-9 |
PubChem | 13916 |
KEGG | D01094 |
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特性 | |
化学式 | C10H6Cl2N2O2 |
モル質量 | 257.07284 |
融点 | 124.5℃[1] |
危険性 | |
半数致死量 LD50 | > 2000 mg·kg−1 (ラット、経口)[1]
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特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ピロールニトリン(英: Pyrrolnitrin)はピロール環を持つ抗生物質・抗真菌薬の一種。水虫薬などに配合される。
作用機序
土中生息のシュードモナス属の真正細菌 Pseudomonas pyrrocinia から発見・単離された抗生物質である。白癬菌やマラセチア菌等に対し呼吸や代謝を抑制して発育や増殖を防ぐ効果がある[2]。外用薬として局所的に投与される。単独で用いられる事はあまりなく、クロトリマゾールとの合剤で用いられることが多い。
脚注
- ^ a b c ChemIDplus
- ^ Magnanelli, Sandro (2019年12月22日). “Micurtin: Scheda Tecnica e Prescrivibilità” (イタリア語). Torrinomedica. 2023年6月24日閲覧。
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