ピカルディー地域圏とは? わかりやすく解説

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ピカルディ地域圏

(ピカルディー地域圏 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/18 20:57 UTC 版)

ピカルディ
Picardie
ピカルディの旗
位置
概要
首府 アミアン
Amiens
地域圏知事 {{{地域圏知事}}}
人口 1,876,959人
(2005年)
面積 19,399km²
13
小郡 129
コミューン {{{コミューン数}}}
ISO 3166-2:FR FR-S

ピカルディ地域圏(ピかルディちいきけん、Picardie)は、フランス北部のかつて存在した地域圏である。ノール=パ・ド・カレー地域圏と合併し現在はオー=ド=フランス地域圏となっている。

ベルギーとの国境に近く、酪農や畑作、軽工業が盛んである。緯度樺太と同程度であるが、西岸海洋性気候のため一年を通じて温暖に過ごす事ができる。域内面積は日本の四国と、人口は三重県と同じぐらいの規模である。州都は大聖堂で有名なアミアン第一次世界大戦第二次世界大戦と2度の世界大戦において主戦場の一つとなり、甚大な被害を受けた。主要産業は農業。

ここのエーヌ県オワーズ県ヴァロワValois)と呼ばれる地である。フランス王国カペー朝フィリップ3世の4男シャルルがこのヴァロワに封じられヴァロワ伯となった。この家系をヴァロワ家と呼ぶ。カペー朝がシャルル4世で絶えた後、サリカ法により男系血統を受け継ぐフィリップ6世(シャルルの長男)が1328年にフランス王に即位した。この王朝をヴァロワ朝と呼ぶ。国王ルイ12世を出したヴァロワ=オルレアン家や国王フランソワ1世以後5代の王を出したヴァロワ=アングレーム家もヴァロワ家の傍流である。1589年アンリ3世が暗殺されてヴァロワ朝は断絶し、代わってブルボン朝が始まった。

行政区画

地域圏の区画
右がエーヌ県、左上がソンム県、左下がオワーズ県
名称 人口(人) 州都/主府/本部 備考
ソンム県
Somme
559,000 アミアン
Amiens
エーヌ県
Aisne
536,000 ラン
Laon
オワーズ県
Oise
780,000 ボーヴェ
Beauvais

著名な出身者

参考文献

  • フランソワ・ヴィドック『ヴィドック回想録』1988年、作品社、三宅一郎翻訳
  • フィリップ・ソレルス『遊び人の肖像』1990年、朝日新聞社、岩崎力翻訳

外部リンク


ピカルディー地域圏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 00:50 UTC 版)

フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の記事における「ピカルディー地域圏」の解説

アミアン : ノートルダム大聖堂 (cathédrale Notre-Dame)(ID868-062)「アミアン大聖堂」の名で単独世界遺産として登録されている(ID162)。 フォルヴィル (fr:Folleville (Somme) : サン=ジャンバチスト小教区教会 (église paroissiale Saint-Jacques le Majeur et Saint-Jean-Baptiste)(ID868-063) コンピエーニュ : サン=ジャック小教区教会 (église paroissiale Saint-Jacques)(ID868-064)

※この「ピカルディー地域圏」の解説は、「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の解説の一部です。
「ピカルディー地域圏」を含む「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の記事については、「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の概要を参照ください。

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