ビッカース硬度とは? わかりやすく解説

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ビッカース‐こうど〔‐カウド〕【ビッカース硬度】

読み方:びっかーすこうど

ビッカース硬さ


ビッカース硬さ

(ビッカース硬度 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/20 08:25 UTC 版)

ビッカース硬さ(ビッカースかたさ、: Vickers hardness、単位:HV)は、硬さを表す尺度の一つであり、押込み硬さの一種である。ダイヤモンドでできた剛体(圧子)を被試験物に対して押込み、そのときにできるくぼみ(圧痕)の面積の大小で硬いか柔らかいかを判断する。圧子はピラミッドをひっくり返したような四角錐であるので、圧痕は理想的には正方形である。圧子を押し付ける荷重を一般的に試験力といい、試験力一定の下で硬い物質ほど圧痕は小さく、柔らかい物質ほど大きくなる。試験力は可変で、JIS規格では10gfから100kgfまで規定されているが、この範囲以外の試験力を用いることもある。1921年にイギリスの工学複合企業体であるビッカース社(Vickers Ltd)のロバートL・スミス(RobertL Smith)とジョージE・サンドランド(GeorgeE Sandland)が考案した尺度である。




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