ヒメノアサガオとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ヒメノアサガオの意味・解説 

ヒメノアサガオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/13 14:02 UTC 版)

ヒメノアサガオ
ヒメノアサガオの花
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids
: ナス目 Solanales
: ヒルガオ科 Convolvulaceae
亜科 : ヒルガオ亜科 Convolvuloideae
: サツマイモ連 Ipomoeeae
: サツマイモ属 Ipomoea
: ヒメノアサガオ I. obscura
学名
Ipomoea obscura (L.) Ker Gawl.
英名
obscure morning glory, small white morning glory

ヒメノアサガオ(学名:Ipomoea obscura[1])はヒルガオ科サツマイモ属つる性多年生草本帰化植物

特徴

茎は細く白色の毛があり、地面に接する部位から根を出し、長さ2–5 mになる。葉は長い葉柄をもち互生し、心形で長さ2–8 cm、葉先は鋭尖形~鋭形、基部は深く湾入した心形で全縁。花は腋生の花柄に単生、花冠は直径2.5 cmほど、白~淡黄白色で花筒底部は暗紫色を帯びる。萼は無毛。花が終わると花梗は肥大して下垂する[2][3]

分布と生育環境

熱帯アジア原産。オーストラリア、アフリカ、台湾等に広く帰化。沖縄島、南大東島、石垣島、与那国島など沖縄県内各地にみられる[2][3][4]。かつて自生種と誤認され、沖縄県レッドデータブックで危急種に指定されたことがあるが、その後削除され、現在は指定されていない[3]

生育状況

脚注

参考文献

  • 米倉浩司; 梶田忠 (2003年). “ヒメノアサガオ”. BG Plants 和名-学名インデックス (YList). 2024年2月8日閲覧。
  • 植村, 修二 ほか『日本帰化植物写真図鑑:Plant invader 500種』 2巻、全国農村教育協会、東京都台東区、2010年。ISBN 9784881371855  【424頁】
  • 梶田, 結衣、米倉, 浩司、遠山, 弘法、赤井, 賢成、天野, 正晴、阿部, 篤志、山本, 武能、設樂, 拓人 ほか「沖縄県西表島における外来植物目録」『大阪市立自然史博物館研究報告』第76号、大阪市立自然史博物館、2022年、125–141頁、 ISSN 0078-6675 
  • 池原, 直樹『沖縄植物野外活用図鑑』 7巻《シダ植物~マメ科》、新星図書出版、那覇、1989年。 【261頁】

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ヒメノアサガオのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヒメノアサガオ」の関連用語

ヒメノアサガオのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヒメノアサガオのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヒメノアサガオ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS