ヒメキマダラヒカゲとは? わかりやすく解説

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姫黄斑日陰蝶

読み方:ヒメキマダラヒカゲ(himekimadarahikage)

ジャノメチョウ科の昆虫

学名 Lethe callipteris


ヒメキマダラヒカゲ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/28 05:19 UTC 版)

ヒメキマダラヒカゲ
ヒメキマダラヒカゲ(石川県白山
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: 鱗翅目(チョウ目) Lepidoptera
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: タテハチョウ科 Nymphalidae
亜科 : ジャノメチョウ亜科 Satyrinae
: ジャノメチョウ族 Satyrini
: ヒメキマダラヒカゲ属 Zophoessa[1]
: ヒメキマダラヒカゲ Z. callipteris
学名
Zophoessa callipteris
(A.G.Butler)
和名
ヒメキマダラヒカゲ(姫黄斑日陰)
英名
Small Labyrinth

ヒメキマダラヒカゲ(姫黄斑日陰 Zophoessa callipteris)は、チョウタテハチョウ科(旧分類ではジャノメチョウ科)に属するチョウの一種。

概要

主にブナ科が多く、下草が篠地となっている山地樹林に生息する。サトキマダラヒカゲヤマキマダラヒカゲによく似ているが、地色が明るいうえに翅裏の模様が複雑でなく、蛇の目紋は少ない。また、翅の外縁は直線的で、前翅先端はややとがっている。食草の生える薄暗い林内だけではなく林の周辺にも現れ、各種の花を積極的に訪れる。

越冬態は3〜4齢の幼虫。幼虫の食草はタケ科のスズタケ・チシマザサなど。卵は葉の裏に並べて産卵される。成虫は5月ごろに羽化し、その個体が9月終わりまで見られる。通常年一化性だが、暖地では稀に2回発生することもある。

分布

日本列島の主要四島に分布するが、南へ行くほど生息域は制約される。国外ではサハリン南部のみ。分布域は広いが分断されており、成虫の移動性も高くないため、地域により多少の変異がみられる。

脚注

参考文献

関連項目



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