ヒシバッタ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 01:14 UTC 版)
ヒシバッタ科 | |||||||||||||||
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ヒシバッタ属(Tetrix)の一種
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分類 | |||||||||||||||
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ヒシバッタ(菱蝗虫)とはバッタ目ヒシバッタ科の昆虫の総称。菱形の体形をしており、短い前翅、腹部を覆い後方に伸びる前胸背板などが特徴。日本には約26種類が分布する[1]。
ハラヒシバッタ
ハラヒシバッタ | |||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Tetrix japonica | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
ハラヒシバッタ[2] |
単に「ヒシバッタ」という場合、ハラヒシバッタ(Tetrix japonica)を指す。日本で最もよく見られるヒシバッタ科の種で、日本全土及びユーラシア大陸東部に分布する[3]。
体長は7mm~11mm前後と小型[3]で、褐色や土色の体色を持ち、背面に黒を中心とした(他に白・黄色)斑紋が浮かんでいることが多い[1]。乾燥した草地から低湿地までの地表面に生息する[1]。
害虫として農作物に対して害を加えることがままある[4]。
出典
ヒシバッタ科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 22:10 UTC 版)
ヒシバッタ科は種分化が激しいことで知られ、本州にも未記載種が複数生息すると言われる。標準和名としては「ヒシバッタ」は使用されない。 ハラヒシバッタ Tetrix japonica 体長は5 - 10mm足らずの小さなバッタ。翅は短くてほとんど飛ばない代わりにジャンプ力が強く、一跳びすると小さいことも手伝って一瞬で視界から消えるほどである。乾燥した場所にも見られるが、主要な生息環境は湿気の多い場所である。コケの一種や腐り始めた広葉樹の落ち葉を食べている。
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