パーコンテーション・ポイント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 03:29 UTC 版)
「皮肉記号」の記事における「パーコンテーション・ポイント」の解説
パーコンテーション・ポイント () は、疑問符を左右反転させた記号であり、修辞的疑問符(rhetorical question mark)とも呼ばれる。1580年代にヘンリー・デンハムによって提案され、回答を必要としない疑問文(修辞的疑問文、反語)の終わりに使用された。17世紀には使用されなくなった。Unicodeでは、コードポイントU+2E2Eに「反転疑問符」(reversed question mark)として割り当てられている。この文字は、U+061Fに割り当てられたアラビア語の疑問符(؟)と似ているが、別の文字である。 現代の疑問符(?, U+003F)は"punctus interrogativus"の子孫であるが、現代の疑問符とは異なり、"punctus interrogativus"は"punctus percontativus"と対になっていた。前者は回答が必要な疑問文の、後者は修辞的な疑問文の後につけられた。
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