パン=バニャとは? わかりやすく解説

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パン・バニャ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/29 06:36 UTC 版)

パン・バニャの例

パン・バニャパン・バーニャ[1][2]フランス語: pan bagnat)はフランスニースサンドイッチ[1][2]

「パン・バニャ」は「湿った(濡れた)パン」の意である[1][2]。(厳密にはフランス語ではpainがパンの総称であり、panはもう少し狭い意味のパンになる。)

パン・ド・カンパーニュチャバタ英語版に、生野菜ゆで卵アンチョビツナオリーブオイルコショウなどからなるニース風サラダを挟むのが普通である[1][3][4][5]。任意でニンニクスライストマトオリーブルッコラバジルアーティチョーク赤ワインを入れることもある[4][5]。パンをオイルに漬け込むため、「浴びたパン」とも言われる[5]

パンと挟む食材の比率は、食材のほうが多い[6]

出典

  1. ^ a b c d 上田淳子「パンバーニャ」『フランス人はたくさん仕込んで3度愉しむ。』誠文堂新光社、2022年、89頁。ISBN 978-4416522530 
  2. ^ a b c ランチや朝食にも!ニース風サンドイッチ「パン・バーニャ」を作ろう”. macaro-ni (2018年10月1日). 2023年5月15日閲覧。
  3. ^ パリの公園でピクニック! ニース名物パン・バーニャのレシピ。”. フィガロジャポン (2020年9月18日). 2023年5月15日閲覧。
  4. ^ a b Hertzberg, J.; Franรงois, Z.; Gross, S.S. (2013). The New Artisan Bread in Five Minutes a Day: The Discovery That Revolutionizes Home Baking. St. Martin's Press. p. 101. ISBN 978-1-250-01828-1. https://books.google.com/books?id=zVWwAAAAQBAJ&pg=PA101 2022年5月19日閲覧。 
  5. ^ a b c David, E.; O'Neill, M. (1955). Summer Cooking. New York Review Books classics. New York Review Books. pp. 32–33. ISBN 978-1-59017-004-5. https://books.google.com/books?id=rjm_stfGEaoC&pg=PA32 2022年5月19日閲覧。 
  6. ^ ナガタユイ「定番サンドイッチの考え方」『サンドイッチの発想と組み立て:世界の定番サンドイッチとその応用』誠文堂新光社、2012年、22頁。 ISBN 978-4416812723 

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