パロトシンクルス・マクリカウダ

熱帯魚写真館

パロトシンクルス・マクリカウダ

通称：パロトシンクルス・マクリカウダ、パラオトシン、パロトキンクルス・マクリコーダ

学名：Parotocinclus maculicauda (Steindachner, 1877)

分布：ブラジル東南部～ブラジル南部

サイズ：約６～７ｃｍ

水温：約２０～２４度（２０～３２度）

ｐＨ：６．５～７．５（５．０～８．０）

水温、ｐＨは最適な値と共に、（）の中にある値は飼育可能な適応範囲を表しています。
熱帯魚は生き物ですので、数値はあくまで参考程度としてお考えください。

特徴

パロトシンクルス・マクリカウダはブラジルに分布するオトシンクルスに近いParotocinclus属の小型ナマズです。　 オトシンクルスと比較すると一回り大きく成長し、珪藻をよく食べ掃除役として重宝します。　 海外では繁殖事例も知られており、オトシンクルス・ネグロと似た形でガラス面などに卵を産み付けます。

飼育について

飼育はオトシンクルスと同様、植物質の餌を好むため、珪藻類などのほか、プレコ用のタブレットフードなども 併用して与え、充分な食事ができるようにするのが大切です。　 輸入されて間もない状態ではややデリケートな面がありますが、落ち着いた個体は水温は高めでも問題なく 飼育することができ、水質も神経質にならずに飼育することが可能です。