パリメとは? わかりやすく解説

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パリメ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/23 16:42 UTC 版)

パリメ
Kpalimé
位置
パリメ
パリメ (トーゴ)
パリメ
パリメ (アフリカ)
座標 : 北緯6度54分36秒 東経0度37分41秒 / 北緯6.91000度 東経0.62806度 / 6.91000; 0.62806
行政
トーゴ
  高原州
 市 パリメ
市長 Winny Yawo Dogbatse
人口
人口 (2010年現在)
  市域 75,084人
その他
等時帯 グリニッジ標準時 (UTC+0)
夏時間 なし

パリメ(Kpalimé、またはPalimé)は、トーゴの都市。人口75,084人(2010年)。トーゴ南部に位置し、高原州に属する。Kloto県の県都である。首都ロメからは125km北西に位置し、ガーナとの国境まで15km[1]である。約75,084人の人口[2]があり、トーゴではロメソコデカラに次いで4番目の都市である。

ロメとの間は道路で結ばれ、またロメから伸びるトーゴ鉄道支線の終着駅でもある。

パリメには教会の他、高校、郵便局、銀行、病院[3]、薬局、ネットカフェ、ガソリンスタンドもある。

主産業は織物産業や周辺に広がるカカオ農園からのカカオの集散である。

観光

パリメ郊外の山地

パリメは自然環境や南洋気候などを中心とした観光資源も存在する。主なものとしては1913年に建てられたカトリックの教会や、美しいヴォルタ湖の遠景、それに近郊にあるトーゴ最高峰のアグー山(986m)[4]である。

食文化としては、ヤシ酒、フーフー(茹でたヤム)、骨入りチキンスープ、ピーナッツソースなどがある。

言語

トーゴ南部の共通言語であるエウェ語が主要言語である[5]が、北部からの移住者も多く、北部のカビエ語、ウドゥム語、テム語なども広く話されている。トーゴの公用語であるフランス語は学校教育を受けたものであれば誰でも話すことが出来る[6]

脚注

  1. ^ ミリオーネ全世界事典 第11巻 アフリカⅡ p193(学習研究社、1980年11月1日)
  2. ^ Quatrième Recensement Général de la Population et de l'Habitat 2010 (Fourth Population and Housing Census 2010)
  3. ^ KPALIME (TOGO): kpalime-togo.com: portail web de la ville de Kpalime (Togo) : tourisme à Kpalimé, hotels à Kpalimé, restaurants, services, ecotourisme au Togo, artisanat au Togo, eadministration, ong kpalime, associations kpalime, camps chantiers Togo.”. kpalime-togo.com. 2017年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月24日閲覧。
  4. ^ 田辺裕島田周平柴田匡平、1998、『世界地理大百科事典2 アフリカ』、朝倉書店  p507 ISBN 4254166621
  5. ^ Éwé - About World Languages”. aboutworldlanguages.com. 2017年8月25日閲覧。
  6. ^ Togo”. Axl.cefan.ulaval.ca. 2017年8月25日閲覧。



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