パッセージ (フランク・ギャンバレのアルバム)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > パッセージ (フランク・ギャンバレのアルバム)の意味・解説 

パッセージ (フランク・ギャンバレのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/05 10:17 UTC 版)

『パッセージ』
フランク・ギャンバレスタジオ・アルバム
リリース
録音 カリフォルニア州グレンデール ミラグロ・スタジオ[2]
ジャンル フュージョン
時間
レーベル ビクターエンタテインメント
サムソン・ミュージック
プロデュース フランク・ギャンバレ
田口晃(エグゼクティブ・プロデューサー
専門評論家によるレビュー
フランク・ギャンバレ アルバム 年表
ギター・サンダーワールド
(1993年)
パッセージ
(1994年)
シンキング・アウト・ラウド
(1995年)
テンプレートを表示

パッセージ』(原題:Passages)は、オーストラリアのギタリスト、フランク・ギャンバレ1994年に発表した6作目のスタジオ・アルバム

解説

JVCとの契約後としては4作目に当たり、本作に参加したサイドマンはいずれも、ギャンバレとは初共演となった[3]。日本盤のみ、プロコル・ハルムのカヴァー「青い影」が追加された[2]

ロバート・テイラーはオールミュージックにおいて5点満点中2.5点を付け「殆どの曲は想像性にも創造性にも欠け、ギャンバレの驚異的なギター・ソロの伝達手段に過ぎない」「キーボードの魔術師オトマロ・ルイーズ英語版の参加や、クリーン・トーンの多用により、『ノート・ワーカー』よりは生々しい音楽性だが、全体的には散漫で、フュージョンやコンテンポラリー・ジャズの愛好家が強い興味を抱くとは思えない」と評している[2]。一方、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「彼のルーツでもあるジャズやロックを下敷きにした心地好いフュージョン・サウンドをたっぷりと聴かせてくれる」と評されている[1]

収録曲

特記なき楽曲はフランク・ギャンバレ作。

  1. リトル・チャーマー - "Little Charmer" - 5:38
  2. 6.8シェイカー - "6.8 Shaker" - 5:52
  3. パッセージ - "Passages" - 6:23
  4. ホワイト・ルーム - "White Room" (Pete Brown, Jack Bruce) - 4:05
  5. D-デイ - "D-Day" - 4:03
  6. ナンジオス・ニア - "Nunzio's Near" - 5:19
  7. フリー・スピリット - "Free Spirit" - 5:07
  8. ワン・ウィズ・エヴリシング - "One with Everything" - 9:14
  9. ロクサーナ - "Roxana" - 5:10
  10. ウルル - "Uluru" - 5:56
  11. アナザー・オルタナティヴ - "Another Alternative" - 8:13

日本盤ボーナス・トラック

  1. 青い影 - "A Whiter Shade of Pale" (Gary Brooker, Keith Reid) - 4:18

参加ミュージシャン

脚注

  1. ^ a b フランク・ギャンバレ/パッセージ (廃盤)”. CDJournal. 音楽出版社. 2024年9月5日閲覧。
  2. ^ a b c d Taylor, Robert. “Passages - Frank Gambale - Album”. AllMusic. 2024年9月5日閲覧。
  3. ^ 日本盤CD (VICP-5424)ライナーノーツ(成田正、1994年6月)



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  パッセージ (フランク・ギャンバレのアルバム)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「パッセージ (フランク・ギャンバレのアルバム)」の関連用語

パッセージ (フランク・ギャンバレのアルバム)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



パッセージ (フランク・ギャンバレのアルバム)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのパッセージ (フランク・ギャンバレのアルバム) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS