バラアサガオとは? わかりやすく解説

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バラアサガオ

作者ジェシカ・サイキ

収載図書プルメリア日々
出版社西北出版
刊行年月1994.2
シリーズ名ジェシカ・サイキ短篇集


バラアサガオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/07 22:39 UTC 版)

バラアサガオ
バラアサガオの花
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids
: ナス目 Solanales
: ヒルガオ科 Convolvulaceae
亜科 : ヒルガオ亜科 Convolvuloideae
: Merremieae
: Distimake
: バラアサガオ D. tuberosus
学名
Distimake tuberosus (L.)

A.R.Simões et Staples

シノニム
  • Merremia tuberosa (L.) Rendle
  • Ipomoea tuberosa L.
和名
バラアサガオ(薔薇朝顔)

バラアサガオ(薔薇朝顔、学名Distimake tuberosus)はヒルガオ科つる性多年生草本

Merremia tuberosa (L.) RendleおよびIpomoea tuberosa L.はシノニム[1]。旧Merremia属は2017年に細分化され[2]、バラアサガオはDistimake属へ移された。ほとんどの文献では旧種名Merremia tuberosaで記されている[3][4][5][6]が、YList[1]においては細分化後の属名で表記されており、本稿ではこれに従った。別名セイロンアサガオ[3]、ウッドローズ[5][3]

特徴

茎は茶褐色を帯び、他の木などに絡みつき長さ20 mに達し、樹冠を覆い尽くす。葉は互生し、長さ10–20 cmで7深裂する。葉柄の長さは7–15 cm。開花期は秋から冬。花は直径約7 cm、黄色で漏斗状、1花柄に3–5個つける[3]。猛烈な繁茂状況とも相まって、黄花と分裂葉は遠くからもよく目立つ[5]

利用

果実の周りを硬い萼の5裂片が取り巻いており、全体がバラの花に似ることから「ウッドローズ」の名でドライフラワーに用いられる[3][5][7]

分布と生育環境

熱帯アフリカ〜インド[3]または熱帯アメリカ[7]、メキシコ〜中米[5]原産で、世界中の熱帯〜亜熱帯に帰化。小笠原諸島や沖縄に野生化[3]。林縁などにみられる他、公園や庭に植栽されることもある[5]

ギャラリー

近縁種

ヒメコガネヒルガオMerremia gemellaハスノハヒルガオDecalobanthus peltatus (=Merremia peltata)ミミバフサアサガオCamonea umbellata (=Merremia umbellata)が沖縄県内に[8][6][4][9]ツタノハヒルガオMerremia hederaceaが沖縄[4]、鹿児島[10]、千葉[11]にそれぞれ帰化。ツタノハヒルガオは鹿児島県では重点啓発種とされ[10]、本州でも一時的な発生が見られるが、開花前に寒さで枯死するため花を付けない[12][13]。 これらの種とバラアサガオは従来ツタノハヒルガオ属[5]Merremiaに分類されていたが、2017年に細分化され[2]、バラアサガオ以外ではハスノハヒルガオがDecalobanthusへ、ミミバフサアサガオがCamoneaへそれぞれ移された。

近縁種ギャラリー

脚注

参考文献

外部リンク



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