バヤズィト・モスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 06:36 UTC 版)
「バヤズィト2世」の記事における「バヤズィト・モスク」の解説
バヤズィトはモスク、マドラサ、救貧院を建てており、1501年から1506年にかけてイスタンブールに建設したバヤズィト・モスクは、今もイスタンブール大学の向いに姿を留めている。メフメト2世が建設したファーティフ・モスクが1766年の地震によって入口の一部を除いて倒壊したため、バヤズィトのモスクがイスタンブールに現存する、最古の皇帝によるモスクとなっている。アヤソフィアを構成する半ドーム、大ドーム、半ドームという設計が簡略化されながらも継承されていることがバヤズィト・モスクの特徴であり、オスマン帝国の建築家たちが東ローマ帝国の建築技術を意識し、あるいは目標としていたことがうかがえる。
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