バックドラフト (アトラクション)とは? わかりやすく解説

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バックドラフト (アトラクション)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/18 05:35 UTC 版)

バックドラフト
アトラクションのエントランス(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン / 2020年)
アトラクション(ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド / 2006年)
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド
エリア ロウアー・ロット
座標 北緯34度08分28.5秒 西経118度21分24.7秒 / 北緯34.141250度 西経118.356861度 / 34.141250; -118.356861
状態 閉鎖
オープン 1992年7月1日 (33年前) (1992-07-01)
クローズ 2010年7月11日 15年前 (2010-07-11)
置き換え先 トランスフォーマー・ザ・ライド3D(2012年5月25日 - )
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
エリア サンフランシスコ・エリア
座標 北緯34度39分50.0秒 東経135度25分55.2秒 / 北緯34.663889度 東経135.432000度 / 34.663889; 135.432000
状態 閉鎖
オープン 2001年3月31日 (24年前) (2001-03-31)
クローズ 2020年9月14日 4年前 (2020-09-14)
主なデータ
種類 ショー・アトラクション(ファイヤー・エフェクト・ショー)
製造者 ユニバーサル・クリエイティブ
テーマ バックドラフト
ショーごとの収容数 240名(車イス・電動車イススペース5台 / 日本)
所要時間 約20分(メインショー約8分)
アシスティング‧ドック 同伴可能
ウィッグ 着用可能
チャイルドスイッチ 利用可能
車椅子に対応

バックドラフト: Backdraft)は、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドおよびユニバーサル・スタジオ・ジャパンサンフランシスコ・エリアでかつて運営されていたショー・アトラクションで、1991年公開の同名の映画を基にしている。2023年5月に廃止された。

過去に存在していたパーク

ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド

1992年7月1日にロウアー・ロットにオープンし、2010年4月11日にクローズした。その後、後継アトラクションとして2012年5月25日に「トランスフォーマー・ザ・ライド3D」がオープンした。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

パーク開園と同時にサンフランシスコ・エリアにオープン。当初は三井住友カードが協賛していたが、2013年9月30日から2021年6月23日までは「オフィシャル・トラベル・パートナー」としてJTBが協賛していた[1]

このアトラクションは2020年9月以降休止状態が続いていたが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは2023年5月に営業再開せず、そのまま終了することを発表した[2]。 2025年7月11日(金) に「ミニオン・ハチャメチャ・ミッション〜大悪党への道〜」と言うアトラクションになった。

ストーリー

ゲストは映画『バックドラフト』の撮影が行われているサウンドステージ(日本版ではステージ30)に入場する。

1つ目のステージ
映画『バックドラフト』の監督であるロン・ハワードのインタビュー映像が上映される。
2つめのステージ
日本版では化学工場屋外のセットが舞台となり、カメラの技術リハーサルとして火災発生シーンの撮影が行われている様子を見学する。ハリウッド版では1つ目のステージと同様にサウンドステージが使用され、同作に出演したスコット・グレン(ジョン・アドコックス役)とカート・ラッセル(スティーブン・マカフレイ / デニス・マカフレイ役)のインタビュー映像が上映される。
3つ目のステージ
化学工場内部のセットに移動し、実際に「バックドラフト現象」を体験する。

登場人物

ロン・ハワード(Ron Howard
声 - 平田広明
映画『バックドラフト』で監督を務めた映画プロデューサー。アトラクションでは1つ目のステージで登場し、製作秘話を語る。
スコット・グレン(Scott Glenn
声 - 納谷六朗
映画『バックドラフト』でジョン・アドコックスを演じた俳優。アトラクションの2つ目のステージで登場し、同作の撮影秘話を語る。
カート・ラッセル(Kurt Vogel Russell
声 - 石丸博也
映画『バックドラフト』でスティーブン・マカフレイ / デニス・マカフレイを演じた俳優。2つ目のステージでスコット・グレンと共に登場し、撮影秘話を語る。
ロバート・デ・ニーロ(Robert De Niro
声 - 中庸助

製作

1986年、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドの「スタジオ・ツアー」内のコンテンツ「キングコング・エンカウンター英語版」が成功を収めたことを受け、当時のユニバーサル・スタジオの所有会社であるミュージック・コーポレーション・オブ・アメリカ(現:NBCユニバーサルの一部)は、南カリフォルニアで必見の観光地としてパークの拡大に着手した。

1991年には「E.T. アドベンチャー」がオープンし、アッパー・ロットとロウワー・ロットを結ぶエスカレーター「スターウェイ」も建設された。同年、映画『バックドラフト』が公開され成功を収めたことを受け、ミュージック・コーポレーション・オブ・アメリカの企画開発部門(現:ユニバーサル・クリエイティブ)がアトラクションの建設を開始。アトラクションは1992年7月1日にオープンした[3]

脚注

  1. ^ パートナー情報:合同会社ユー・エス・ジェイ”. www.usj.co.jp. 2020年10月21日閲覧。
  2. ^ USJ「スパイダーマン」、来年1月22日で終了…1億人超楽しんだ人気アトラクション”. 読売新聞 (2023年5月16日). 2023年5月16日閲覧。
  3. ^ spacemtfan (2019年1月24日). “Backdraft in Hollywood and Japan: Part 7A of our Fire Series.” (英語). ParkVault. 2020年10月21日閲覧。

外部リンク




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