バス方式変換ゲタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 04:12 UTC 版)
「ゲタ (CPU)」の記事における「バス方式変換ゲタ」の解説
Pentium MやPentium III-Sといったバス仕様に変更が加えられたプロセッサを、旧仕様のマザーボード(i440BX等)に搭載するためのゲタが作られた。このゲタはそれまでのゲタとは大きく異なり、ゲタ上にASICが搭載され、旧方式のバスプロトコルと新方式のバスプロトコルを仲介する。またサイドバンド信号を取り出して、VRMを制御することで省電力機能を有効にすることもできる、極めて高度なゲタも存在した。 これらのゲタは高価であったが、旧式のシステムを延命し、パフォーマンスを倍加させ、なおかつ消費電力を低減した。このゲタは本来モバイル向けなどのチップセットをデスクトップマザーボードに搭載したモバイルオンデスクトップが主流になる迄使われ続けた。
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