ハートランドウイルスとは? わかりやすく解説

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ハートランドウイルス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/05 15:46 UTC 版)

ハートランドバンダウイルス(Heartland bandavirusハートランドウイルスHeartland virus、 HRTV )は、2009年に発見されたブニヤウイルス目フェヌイウイルス科バンダウイルス属に属するウイルス[1]。同属のSFTSウイルスに近い新規のダニ媒介性ウイルスである。 SFTSウイルスと同様にマダニを介して感染する人獣共通感染症で、感染リスクや病原体などの詳細な研究が必要とされている。


  1. ^ Virus Taxonomy: 2019 Release”. 国際ウイルス分類委員会 (ICTV). 2020年10月29日閲覧。
  2. ^ Marco Marklewitz "et al." (2019). “Create four new genera, create seventy nine new species, rename/move seven species, rename/move three genera and abolish one genus in the family Phenuiviridae, order Bunyavirales”. ICTV. doi:10.13140/RG.2.2.31189.99042. 


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ハートランドウイルス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/07 01:20 UTC 版)

重症熱性血小板減少症候群ウイルス」の記事における「ハートランドウイルス」の解説

2009年アメリカミズーリ州SFTS似た症状を示す患者2人報告され患者体内からSFTSウイルス近縁ウイルス発見されている。このウイルス中国のものと近縁であるが、同一ウイルスではないと考えられており、ハートランドウイルスと名付けられた。 アメリカにはSFTSウイルス媒介するとされるフタトゲチマダニオウシマダニ分布しておらず、またこの地域における生態調査捕獲されるマダニ99.9%がアメリカ広く分布するキララマダニ属のAmblyomma americanumであることから、本種が媒介するものと考えられているが、ハートランドウイルスは検出されていない

※この「ハートランドウイルス」の解説は、「重症熱性血小板減少症候群ウイルス」の解説の一部です。
「ハートランドウイルス」を含む「重症熱性血小板減少症候群ウイルス」の記事については、「重症熱性血小板減少症候群ウイルス」の概要を参照ください。

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