ハイマキエハギとは? わかりやすく解説

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ハイマキエハギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/01 13:08 UTC 版)

ハイマキエハギ
ハイマキエハギ
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類
core eudicots
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : マメ類 fabids
(真正バラ類I eurosids I)
: マメ目 Fabales
: マメ科 Fabaceae
亜科 : マメ亜科 Faboideae
: ヌスビトハギ連 Desmodieae
: シバハギ属 Grona
: ハイマキエハギ
G. triflora
学名
Grona triflora (L.) H.Ohashi et K.Ohashi[1]
シノニム

Desmodium triflorum (L.) DC.[2]

和名
ハイマキエハギ
英名
creeping tick trefoil

ハイマキエハギ(這蒔絵萩[3]、学名:Grona triflora)はマメ科シバハギ属の多年草。旧Desmodium属。鹿児島県絶滅危惧II類[4]

特徴

高さ2–15 cm。葉は3出複葉が互生する。小葉は全縁で長さ0.5–1 cmほど。花は桃~紫色で長さ5 mm。果実は節果で表面にかぎ毛がある。小果柄は長さ0.3–1.3 cm、軟毛がある[5]

分布と生育環境

南西諸島(徳之島以南[6])、小笠原諸島、世界の熱帯~亜熱帯域の低地に分布。芝生の中や草地に混生する。まれに日本本土の暖地にも帰化[5]

近縁種

よく似たカワリバマキエハギG. heterophyllaは3出複葉に加えて単葉が混じるとされ[3]、小果柄長が1–2.5 cmで本種より長い[5]

ギャラリー

脚注

  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Grona triflora ハイマキエハギ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年8月31日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Desmodium triflorum ハイマキエハギ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年8月31日閲覧。
  3. ^ a b (林 & 名嘉 2022, p. 75)
  4. ^ (鈴木ほか 2022, p. 242)
  5. ^ a b c (大橋 2021, p. 457)
  6. ^ ハイマキエハギ”. 国立科学博物館. 2024年8月31日閲覧。

参考文献

外部リンク




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