ネルガルとエレシュキガル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 17:15 UTC 版)
「エレシュキガル」の記事における「ネルガルとエレシュキガル」の解説
エレシュキガルはその名が示す通り「冥界の女王」であったが、後代における女王としての権力はネルガルに引き継がれ、エレシュキガルは彼の配偶神としての側面が強く出るようになった。バビロニア神話(アッカド神話)でもエレシュキガルは同じ名前、同じ役割で登場し、ネルガルの妻と伝えられている。 以下に示す『ネルガルとエレシュキガル』は新アッシリア版とアマルナ版と言う2つの文書が知られ、エレシュキガルに代わり冥界がネルガルの領土となるまでの様子が情感たっぷりに描出されており、関連エピソード含め、内容としては似ているようで結末に至るまでの過程が少し異なる物語となっている。
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