ネットデマの標的
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/12 06:14 UTC 版)
「デクインシー (ルイジアナ州)」の記事における「ネットデマの標的」の解説
デクインシーはたびたび風刺ライターポール・ホーナーが発する偽ニュースの標的となり、そうしたデマはネット上で広く拡散した。デマの内容は「町が韓国系の人を出入り禁止にした」「学童に拳銃を支給した」、「重婚を許可した」、「トゥワークを禁止した」、「危険ドラッグ「バスソルト (Bath salts (drug)) 」でゾンビになった人々によって町は壊滅した」などといったものであった。 デクインシーの町長ローレンス・ヘナガン(民主党)も、ネットデマの標的となった。これは、火災現場で祈りをささげた消防団団長を町長が30日間投獄した後で解雇したという内容のデマ記事で、記事内で町長は「ロワナ・ジョーンズ、アフリカ系アメリカ人、無神論者」、消防団長は「ロニー・エドワード、39歳」となっていた。デクインシーのバプテスト教会で役職者 (the chairman of the deacon board) でもあるヘナガン町長は、消火活動中に祈りを捧げることに問題はない、団長の祈りに自分も加わりたいとコメントした。また自分がなぜフェイクニュースのターゲットになったのか分からないとしながらも、記事に書かれた人名が本当の名前ではなくいずれも偽名であることから法的措置はとらないと発言している。
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