ネタックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/17 13:07 UTC 版)
ネタックス(Nettax 、1936年発売) - スーパーネッテルの後継であり、すなわちコンタックスIIの普及機という位置づけであったが、専用バヨネットマウントによりレンズ交換が可能となり、折畳式でなくなっている。ファインダーは0.5倍のガリレオ式で、それと別に、レンズマウント基部に基線長32mm、等倍のドレーカイル式連動距離計を装備する。コンタックス用から光学系を流用したテッサー5cmF2.8、テッサー5cmF3.5と、専用設計のトリオター10.5cmF5.6があった。トリオター10.5cmF5.6を使用する場合のため外付けアルバダ式ファインダーが用意されていた。純正アダプター538/39によりコンタックス用テッサー2.8cmF8を使用できるが、この場合は距離計は連動しない。テッサー5cmF2.8とテッサー5cmF3.5はドレーカイル機構が組み込まれた基部を外して純正アダプター538/40を介してコンタックス用の接写レンズとして使用できる。シャッターはコンタックスIIに搭載されたのとほぼ同じ、ドラムがアルミニウムと黄銅、黄銅製幕を麻リボンで駆動するフォーカルプレーン式で1/5秒から1/1000秒。ツァイス・イコンのコードナンバー538/24。
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