ナーセルとアラブ連合共和国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/21 15:03 UTC 版)
「汎アラブ主義」の記事における「ナーセルとアラブ連合共和国」の解説
第二次世界大戦後は、エジプトのナーセル大統領がソ連の援助によって汎アラブ主義を積極的に推し進め、エジプト-シリア間に、アラブ連合共和国を成立させたが、連合は長続きはしなかった。 アラブ諸国で汎アラブ主義路線をとった国は他に、リビア、チュニジア、モロッコなどがある。 ナーセル大統領のアラブ連合共和国の実験が失敗に終わったのちは、汎アラブ主義は反帝国主義運動時代にもっていた熱気は冷めている傾向にある。しかし現在でも依然、汎アラブ主義的心情へ訴えかけつづけているのはパレスチナ問題であろう。
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