ナマカ (衛星)とは? わかりやすく解説

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ナマカ (衛星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/04 00:27 UTC 版)

ナマカ
(136108) Haumea II Namaka
ハウメアと衛星。
左下がナマカ。
仮符号・別名 S/2005 (2003 EL61) 2
S/2005 (136108) 2
Blitzen
分類 冥王星型天体の衛星
発見
発見日 2005年6月30日
発見者 M. E. ブラウン
C. A. トルヒージョ
D. ラビノウィッツ
軌道要素と性質
軌道長半径 (a) 25,657 ± 91 km
離心率 (e) 0.249 ± 0.015
公転周期 (P) 18.2783 ± 0.0076 日
軌道傾斜角 (i) (113.013 ± 0.075)
/ (13.41 ± 0.08) 度
(ヒイアカの軌道に対して)
近点引数 (ω) 178.9 ± 2.3 度
昇交点黄経 (Ω) 205.016 ± 0.228 度
ハウメアの衛星
物理的性質
直径 ~170 km
質量 (1.79 ± 1.48)
×1018 kg
ハウメアとの相対質量 0.00051 ± 0.00036
平均密度 1 ± 0.5 g/cm3
表面温度 32 ± 3 K
Template (ノート 解説) ■Project

ナマカ[1] ((136108) Haumea II Namaka) は、冥王星型天体 (136108) ハウメア衛星。2つ見つかっている衛星のうちの小さい方であり、内側の軌道を回っている。

名称と軌道

発見当初は S/2005 (2003 EL61) 2 という仮符号がつけられた。発見者グループはブリッツェンという渾名で呼んでいた。正式名称は、ハワイ神話の女神ハウメアの娘の1人で、水の精霊であるナマカ英語版から名付けられた。

ナマカはまだ4回しか観測されていない。完全な形の軌道を算出するにはデータが不十分なため、離心率を 0 と仮定して暫定的な軌道が求められている。

大きさと明るさ

ナマカの明るさは主星のわずか 1.5 % で、アルベドが同じと仮定すれば直径はおよそ 170 km である。外側を回っているヒイアカによる摂動に対して十分な大きさがあり、円軌道を維持することができる。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 準惑星”. JAXA. 2019年3月9日閲覧。

関連項目

外部リンク

ハウメアの衛星
ヒイアカ ナマカ



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