ナトリウムカリウム‐ポンプ
Na+/K+-ATPアーゼ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 23:00 UTC 版)
Na+/K+-ATPアーゼ(英語: Na+/K+-ATPase, NAKA)は、2種のサブユニットから成る細胞の膜輸送系の膜貫通タンパク質(EC 3.6.3.9)である。片仮名転記では、表記揺れでNa+/K+-ATPエースとも書かれる。この酵素は、細胞内でのATPの加水分解と共役して細胞内からナトリウムイオンを汲み出し、カリウムイオンを取り込むのでナトリウム-カリウムポンプ(Na+/K+ポンプ)または単にナトリウムポンプ(Na+ポンプ)とも呼ばれる。ヒトの全ての細胞で見られる共通のタンパク質である。
- ^ 小林 静子・馬場 広子・平井 みどり(編集)『新しい機能形態学 ―ヒトの成り立ちとその働き―(第2版)』 p.7、p.13 廣川書店 2007年3月25日発行 ISBN 978-4-567-51561-0
- ^ 森本 武利・彼末 一之(編集)『やさしい生理学(改訂第5版)』 pp.162 - 166 南江堂 2005年10月1日発行 ISBN 978-4-524-23967-2
- 1 Na+/K+-ATPアーゼとは
- 2 Na+/K+-ATPアーゼの概要
- 3 関連項目
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