トーキー_(電話)とは? わかりやすく解説

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トーキー (電話)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/21 03:26 UTC 版)

トーキーまたはガイダンストーキー[1]とは、電話サービスにおける自動音声による案内のこと。特に機械的な識別音(発振音)でない、人の声(またはそれに似せた人工音声)によるものを指す。

電気通信事業者が提供するもの

NTTが電話交換機でトーキーの送出に使用していた、1号Cアナウンスマシン

電気通信事業者によって内容は異なるが、よく知られているトーキーとしては以下のような例があげられる。

  • 欠番 - 「おかけになった電話番号は、現在使われておりません」
  • 輻輳 - 「ただいま電話が大変混み合っております。しばらく待ってから、おかけなおしください」
  • 携帯電話など移動体回線の圏外(電源断、機内モードも含む) - 「おかけになった電話は、電波の届かない場所にあるか、または電源が入っていないため、かかりません」
  • 料金滞納・迷惑電話の着信拒否サービスなどによる通話停止 - 「おかけになった電話番号は、お客様のご都合により、使用できません」
  • 転送電話
  • 事業者特有のもの

VoIPアダプタのトーキーは、メーカーや方式によって異なる。

自動音声を用いた専用番号によるサービス(時報天気予報など)もトーキーの一種とされる場合がある[誰によって?]

電話機端末が提供するもの

電話機端末の一部には、下記の状態の際に発信方にトーキーを流す機能のついた機種がある。上記電気通信事業者提供のトーキーと異なり、着信しているため、通話料が発生する。

  • 留守番電話 - 「ただいま、留守にしております。発振音の後にお名前とご用件をお話しください」
  • 非通知拒否 - 「番号を通知して、おかけ直しください」
  • ファクシミリ - 「ファックスの方は、このまま送信してください」

脚注

  1. ^ a b 識別音検討ワーキンググループ「識別音検討WG活動報告」、電気通信サービス向上推進協議会、2014年3月14日

関連項目


「トーキー (電話)」の例文・使い方・用例・文例

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