トルコマーンチャーイ条約とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 方式・規則 > 法令・規則 > 条約 > 講和条約 > トルコマーンチャーイ条約の意味・解説 

トルコマーンチャーイ条約

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 07:48 UTC 版)

トルコマーンチャーイ条約
ガージャール朝の領土縮小と英露の勢力圏画定
署名 1828年
署名場所 トルコマンチャーイ英語版
締約国 ロシア帝国ガージャール朝
主な内容
関連条約 ゴレスターン条約
テンプレートを表示

トルコマーンチャーイ条約(トルコマーンチャーイじょうやく、: Туркманчайский мирный договор: عهدنامه ترکمنچای‎、: Treaty of Turkmenchay)は、1828年ロシア帝国ガージャール朝の間で結ばれた条約

概要

第二次ロシア・ペルシア戦争において、ロシア軍がタブリーズを陥落させた。これを契機としてタブリーズに近いトルコマンチャーイで講和条約が結ばれた。本条約の16ヶ条のほか、商業に関する9ヶ条がある。

この中で、北アゼルバイジャン、アルメニアをロシアに割譲すること、ロシアの領事裁判権を認めること、カスピ海におけるロシア軍艦の独占通行権を認めること、500万トマンの賠償金を支払うことなどが定められた。

この条約を皮切りとして、ガージャール朝は他の西欧列強とも不平等条約を締結していった。

関連項目





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「トルコマーンチャーイ条約」の関連用語

トルコマーンチャーイ条約のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



トルコマーンチャーイ条約のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのトルコマーンチャーイ条約 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS