トルクの電圧・周波数特性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 09:50 UTC 版)
「VVVFインバータ制御」の記事における「トルクの電圧・周波数特性」の解説
トルクの周波数特性としては、(電圧 V/周波数 f)2 に比例し、さらに誘導電動機では、停動トルクより微少な場合はすべり周波数 fs に比例する(一般的な「すべり率 S」ではなく「すべり周波数 fs 」であることに注意)。同期電動機では電機子磁界と回転子磁界の角度 δに関して sin(δ/2)に比例する。式表現すればτ=K1・Φ・I ・・・・・・・・・・・・K1,K2:比例定数、Φ:鎖交総磁束、I:電機子電流 ≒K2・(V/f)^2・fs ・・・・・・V:電圧、f:電源周波数、fs:スベリ周波数(ただし停動トルクよりかなり小さい領域) 同期電動機では τ≒K・(V/f)^2・sin(δ/2) ・・・・・・すなわち V/f を一定にして(=電圧と周波数を比例させて)ゼロから徐々に増やして起動すればよく、周波数に応じた任意の速度での運転ができる。
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トルクの電圧・周波数特性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 14:44 UTC 版)
「電気車の速度制御」の記事における「トルクの電圧・周波数特性」の解説
トルクの周波数特性としては、(電圧V/周波数f)2 に比例し、さらに誘導電動機では、停動トルクより微少な場合はスベリ周波数fs に比例する(一般的な「すべり率S」ではなく「すべり周波数fs 」であることに注意)。同期電動機では電機子磁界と回転子磁界の角度δに関して sin(δ/2) に比例する。これを式で表現すれば、 T = k 1 ϕ I ≒ k 2 ( V / f ) 2 f s {\displaystyle T=k_{1}\phi I\fallingdotseq k_{2}(V/f)^{2}f_{s}} ここに、 k 1 , k 2 {\displaystyle k_{1},k_{2}} は比例定数、Iは電機子電流、 ϕ {\displaystyle \phi } は鎖交総磁束、Vは電圧、fは電源周波数、 f s {\displaystyle f_{s}} はすべり周波数である。すなわち V/f を一定にして(=電圧と周波数を比例させて)ゼロから徐々に増やして起動すればよく、周波数に応じた任意の速度での運転ができる。
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