トライアンフ_(バンド)とは? わかりやすく解説

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トライアンフ (バンド)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 09:04 UTC 版)

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トライアンフ
Triumph
再結成 - スウェーデン公演 (2008年6月)
基本情報
出身地 カナダ
オンタリオ州 ミシサガ
ジャンル ハードロック
ヘヴィメタル
アメリカン・プログレ・ハード
活動期間 1975年 - 1993年
2008年 - 現在
レーベル RCAレコード
MCAレコード
ビクトリー・レコード
公式サイト triumphmusic.com
メンバー リック・エメット
ギル・ムーア
マイケル・レヴィン
旧メンバー アベル・マクナイト
フィル・X

トライアンフTriumph)は、カナダ出身のスリーピースハードロックバンド

ラッシュ」らと並び、同国のハードロック界を初期から支えたグループの一つ。一度解散したのち、15年ぶりに活動再開した。2008年ジュノー賞』殿堂入り。

概要

[1]1975年、リック・エメットを中心に結成。ギタリストとドラマーがボーカルを担当する変則的トリオ編成であった。

本国では多くの作品がプラチナムに輝き高い支持を得ていたが、1988年に作曲を担当していたリック・エメットが脱退。新メンバーを入れて継続はしたものの、1993年にアルバム1枚リリースしたのち解散した。

1990年代末、ギル・ムーアとマイケル・レヴィンは自主レーベルを立ち上げ、旧譜のリイシューを始める。創設メンバーのリック・エメットはこの行為に反発し、両者の関係が断絶した。

再結成

2007年、本国でこれまでの業績を評価され、音楽の殿堂入りが決まる。このセレモニーにムーア、レヴィンのほか、エメットも出席し雪解けムードになっていく。

2008年、母国最大の音楽賞『ジュノー賞』でも殿堂入りを果たし、そして遂に再結成にまで発展。同年、20年ぶりにクラシックメンバーによるライブを開催した[2]

2016年、エメットのサイド・プロジェクトにムーア、レヴィンが客演し、29年ぶりにレコーディングで共作した[3]

メンバー

現ラインナップ

旧メンバー

  • アベル・マクナイト (Abel McKnight) – ドラムス (1975年)
  • フィル・X (Philip Xenidis) – ギター (1992年–1993年)

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

  • 『ファースト・アルバム』 - Triumph (1976年)
  • 『炎の勝利者』 - Rock and Roll Machine (1977年) ※旧邦題『ロックン・ロール・マシーン』
  • 『ジャスト・ア・ゲーム』 - Just a Game (1979年)
  • 『重爆戦略』 - Progressions of Power (1980年) ※旧邦題『プログレッションズ・オブ・パワー』
  • 『メタル同盟』 - Allied Forces (1981年) ※旧邦題『アライド・フォーセズ』
  • 『ネバー・サレンダー』 - Never Surrender (1983年)
  • 『サンダー・セヴン』 - Thunder Seven (1984年)
  • 『スポート・オブ・キングス』 - The Sport of Kings (1986年)
  • 『サーヴェイランス』 - Surveillance (1987年)
  • 『エッジ・オブ・エクセス』 - Edge of Excess (1993年)

ライブ・アルバム

  • 『ステージズ』 - Stages (1986年)
  • 『キング・ビスケット・ライヴ』 - King Biscuit Flower Hour (1996年)
  • Live at the US Festival (2003年)
  • Live at Sweden Rock Festival (2012年)

コンピレーション・アルバム

  • 『トライアンフ・クラシックス』 - Classics (1989年)
  • Livin' For the Weekend: Anthology (2005年)
  • Extended Versions: Triumph (2006年)
  • 『グレイテスト・ヒッツ』 - Greatest Hits Remixed (2010年)

映像作品

  • Live at the US Festival (2003年)
  • A Night of Triumph (2004年)
  • Live at Sweden Rock Festival (2012年)

脚注

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