トニー・譚(たん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 06:01 UTC 版)
ベトナム出身の華僑。洪家拳と流星錘の使い手で、横浜にて「黒影会(ブラック・シャドー)」と名乗る愚連隊を率いている。戦争によって家族と離れ離れになり、シンガポール、香港を経て横浜へ来訪。異国でたった一人幼少時代を生き抜いてきた過去から、強くなることと勝つことへの強い執着心を抱くようになり、命のやり取りをしてこそ拳術だと妄信し相手を殺すことも厭わぬ粗暴で残忍な性格となった。自分の気に障る相手に一方的に喧嘩をしかけ、一度己が敵と定めた相手には勝利を収めるまでつきまとい、その気にさせるために執拗な挑発を行ったり、入門を断った老師の弟子たちに逆恨みから嫌がらせをするなど執念深く陰湿な一面も持つ。
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