トニー・ゴンソリンとは？わかりやすく解説

トニー・ゴンソリン
*Tony Gonsolin*
ロサンゼルス・ドジャース #26
	2021年
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	カリフォルニア州ソラノ郡バカビル
生年月日	1994年5月14日（31歳）
身長; 体重	6' 3" ＝約190.5 cm; 205 lb ＝約93 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	2016年 MLBドラフト9巡目
初出場	2019年6月26日
年俸	$5,400,000（2025年）
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	バカビル高等学校（英語版）; セントメリーズカレッジ・オブ・カリフォルニア（英語版）; ロサンゼルス・ドジャース (2019 - );
	この表について

アンソニー・D・ゴンソリン（Anthony D. Gonsolin, 1994年 5月14日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ソラノ郡バカビル出身のプロ野球選手（投手）。右投右打。MLBのロサンゼルス・ドジャース所属。

経歴

ドジャース時代

2016年のMLBドラフト9巡目（全体281位）でロサンゼルス・ドジャースから指名され、プロ入り。傘下のパイオニアリーグのルーキー級オグデン・ラプターズ（英語版）でプロデビュー。A級グレートレイクス・ルーンズでもプレーし、2球団合計で19試合に登板して1勝2敗4セーブ、防御率3.77、25奪三振を記録した。

2017年はA級グレートレイクスとA+級ランチョクカモンガ・クエークスでプレーし、2球団合計で42試合に登板して7勝6敗6セーブ、防御率3.86、85奪三振を記録した。

2018年はA+級ランチョクカモンガとAA級タルサ・ドリラーズでプレーし、2球団合計で26試合に先発登板して10勝2敗、防御率2.60、155奪三振を記録した。シーズン終了後にはドジャース球団内のマイナー最優秀投手に輝いた^[2]。

2019年は開幕をAAA級オクラホマシティ・ドジャースで迎え、6月26日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした^[3]。同日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦にて先発でメジャーデビュー（4回6失点で敗戦投手）^[4]。この年メジャーでは11試合（先発6試合）に登板して4勝2敗、防御率2.93、37奪三振を記録した。

2022年は開幕から先発で好投を続け、7月11日に自身初となるオールスターゲームに選出された^[5]。同年は24試合に先発し、16勝1敗、防御率2.14を記録した^[6]。

2023年は20試合に先発して103イニングを投げ、8勝5敗、防御率4.98、82奪三振を記録。左足首痛で開幕から4週間ほど出遅れ、復帰後も精彩を欠くパフォーマンスが続いていた。8月19日に右前腕の炎症により15日間の故障者リストに入り，その後トミー・ジョン手術を受けることとなり、残りシーズンと2024年シーズンをほぼ全休することが確定した^[7]。

2025年4月30日、マイアミ・マーリンズ戦で先発として621日ぶりの復帰登板を果たし、6回3安打3失点で627日ぶりとなる勝利投手となった^[8]。

投球スタイル

投球データ(2021年レギュラーシーズン)^[9]
球種	割合	平均球速		最高球速
球種	%	mph	km/h	mph	km/h
フォーシーム	43.6	93.8	151	96.6	155.5
スライダー	25.9	86.8	139.7	90.7	146
スプリット	21.7	83.3	134.1	86.8	139.7
カーブ	8.8	80.2	129.1	84.3	135.7

最速98mph（約157.7km/h）^{[注 1]}、平均93.8mph(約151km/h)のフォーシームに、スライダーとスプリットが武器の技巧派である。

人物

「キャットマン（the cat man）」のニックネームを持つ愛猫家であり、三振を取ると演出として猫の鳴き声が流される^[8]^[10]。

詳細情報

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	勝利	敗戦	セ丨ブ	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	失点	自責点	防御率	W H I P
2019	LAD	11	6	4	2	1	.667	163	40.0	26	4	15	0	1	37	2	15	13	2.93	1.03
2020		9	8	2	2	0	.500	176	46.2	32	2	7	0	1	46	3	13	12	2.31	0.84
2021		15	13	4	1	0	.800	239	55.2	41	8	34	0	0	65	4	20	20	3.23	1.35
2022		24	24	16	1	0	.941	498	130.1	79	11	35	1	4	119	5	32	31	2.14	0.87
2023		20	20	8	5	0	.615	435	103.0	86	19	40	1	7	82	2	61	57	4.98	1.22
MLB：5年		79	71	34	11	1	.756	1511	375.2	264	44	131	2	13	349	16	141	133	3.19	1.05

2024年度シーズン終了時
各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

年度	球団	投手（P）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2019	LAD	11	2	4	1	0	.857
2020		9	4	4	0	0	1.000
2021		15	5	4	0	0	1.000
2022		24	9	10	0	0	1.000
2023		20	13	7	0	0	1.000
MLB		79	33	29	1	0	.984

2024年度シーズン終了時

背番号

46（2019年 - 2020年）
26（2021年 - ）

脚注

注釈

^ 2020年のシアトル・マリナーズ戦で計測

出典

^ “Tony Gonsolin Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2025年5月7日閲覧。
^ David Young (2018年9月17日). “Dodgers name Gavin Lux and Tony Gonsolin minor leaguers of the year” (英語). SB Nation. 2020年5月29日閲覧。
^ Connor Byrne (2019年6月26日). “Dodgers Promote Tony Gonsolin” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年5月29日閲覧。
^ “Los Angeles Dodgers at Arizona Diamondbacks Box Score, June 26, 2019” (英語). Baseball-Reference.com. 2020年5月29日閲覧。
^ “ニュース | MLB.JP”. www.mlb.jp. 2022年7月11日閲覧。
^ 「昨季16勝のドジャース右腕ゴンソリン、足首負傷で開幕間に合わずか米記者報道」『日刊スポーツ』2023年3月9日。2025年6月7日閲覧。
^ “ドジャースの右腕ゴンソリンがトミー・ジョン手術　来季全休が濃厚”. SPOTV NEWS. 2024年9月20日閲覧。
^ ^a ^b 「TJ手術から復帰のゴンソリンが627日ぶりの復活星トレードマークだった長髪をスキンヘッドにイメチェン「気合も入るよ」」『スポーツ報知』2025年5月1日。2025年6月7日閲覧。
^ “player” (英語). baseballsavant.com. 2021年11月15日閲覧。
^ 「ドジャースの愛猫家ゴンソリン、627日ぶり復活勝利だニャー猫の手も借りたいローテに」『日刊スポーツ』2025年5月1日。2025年6月7日閲覧。

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Tony Gonsolin stats MiLB.com （英語）
Tony Gonsolin (@goooose15) - X（旧Twitter）
Tony Gonsolin (@goooose15) - Instagram

この項目は、野球選手に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（PJ野球選手/P野球）。

[10] 2020年のシアトル・マリナーズ戦で計測

[1] “Tony Gonsolin Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2025年5月7日閲覧。

[2] David Young (2018年9月17日). “Dodgers name Gavin Lux and Tony Gonsolin minor leaguers of the year” (英語). SB Nation. 2020年5月29日閲覧。

[3] Connor Byrne (2019年6月26日). “Dodgers Promote Tony Gonsolin” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年5月29日閲覧。

[4] “Los Angeles Dodgers at Arizona Diamondbacks Box Score, June 26, 2019” (英語). Baseball-Reference.com. 2020年5月29日閲覧。

[5] “ニュース | MLB.JP”. www.mlb.jp. 2022年7月11日閲覧。

[6] 「昨季16勝のドジャース右腕ゴンソリン、足首負傷で開幕間に合わずか米記者報道」『日刊スポーツ』2023年3月9日。2025年6月7日閲覧。

[7] “ドジャースの右腕ゴンソリンがトミー・ジョン手術　来季全休が濃厚”. SPOTV NEWS. 2024年9月20日閲覧。

[hochi20250501-8] 「TJ手術から復帰のゴンソリンが627日ぶりの復活星トレードマークだった長髪をスキンヘッドにイメチェン「気合も入るよ」」『スポーツ報知』2025年5月1日。2025年6月7日閲覧。

[9] “player” (英語). baseballsavant.com. 2021年11月15日閲覧。

[11] 「ドジャースの愛猫家ゴンソリン、627日ぶり復活勝利だニャー猫の手も借りたいローテに」『日刊スポーツ』2025年5月1日。2025年6月7日閲覧。

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

[6]

[7]

[8]

[9]

[注 1]

[10]

表話編歴ロサンゼルス・ドジャースロースター
投手	43 アンソニー・バンダ 78 ベン・カスパリアス 56 ノア・デービス（英語版） -- アレクシス・ディアス 86 ジャック・ドレイヤー 79 ニック・フラッソー 57 ルイス・ガルシア（故障者リスト） 31 タイラー・グラスノー（故障者リスト） 26 トニー・ゴンソリン 48 ブルスダー・グラテロル（故障者リスト） 29 マイケル・グローブ（故障者リスト） 60 エドガルド・エンリケス（故障者リスト） 63 カイル・ハート（故障者リスト） 22 クレイトン・カーショウ -- ウィル・クライン（英語版） 96 ランドン・ナック 45 マイケル・コペック（故障者リスト） 85 ダスティン・メイ 28 ボビー・ミラー 59 エバン・フィリップス（故障者リスト） 77 リバー・ライアン（故障者リスト） 11 佐々木朗希（故障者リスト） 64 マット・サウアー 66 タナー・スコット 80 エメット・シーハン（故障者リスト） 7 ブレイク・スネル（故障者リスト） 35 ギャビン・ストーン（故障者リスト） 41 クリス・ストラットン 49 ブレイク・トレイネン（故障者リスト） 58 ルー・トリビーノ 47 ホセ・ウレーニャ 51 アレックス・ベシア 70 ジャスティン・ロブレスキー 18 山本由伸 38 カービー・イエーツ（故障者リスト）
二刀流選手	17 大谷翔平
捕手	68 ダルトン・ラッシング 16 ウィル・スミス
内野手	50 ムーキー・ベッツ 25 トミー・エドマン 67 ハンター・フェデュシア 5 フレディ・フリーマン 8 エンリケ・ヘルナンデス 6 金慧成 13 マックス・マンシー 72 ミゲル・ロハス
外野手	-- スチュウォード・ベローア（英語版） 23 マイケル・コンフォルト 37 テオスカー・ヘルナンデス 33 ジェームズ・アウトマン 44 アンディ・パヘス -- エステウリー・ルイーズ -- アンドリュー・トールズ（制限リスト）
監督・コーチ	30 デーブ・ロバーツ（監督） 0 ダニー・リーマン（英語版）（ベンチコーチ） 71 ロバート・バンスコヨック（打撃コーチ） 98 アーロン・ベイツ（英語版）（打撃コーチ補佐） 99 マーク・プライアー（投手コーチ） 87 コナー・マグギネス（英語版）（投手コーチ補佐） 84 クリス・ウッドウォード（一塁コーチ） 91 ディノ・イーベル（英語版）（三塁コーチ） 54 ジョシュ・バード（ブルペンコーチ） 88 ボブ・ゲレン（フィールドコーディネイター）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧 2025年6月6日更新

トニー・ゴンソリンとは？わかりやすく解説