ダルトン・ラッシング
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ロサンゼルス・ドジャース #68 | |
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A級ランチョクカモンガ・クエークス時代
(2022年8月7日) |
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基本情報 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | テネシー州メンフィス |
生年月日 | 2001年2月21日(24歳) |
身長 体重 |
6' 1" =約185.4 cm 220 lb =約99.8 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 捕手、左翼手、一塁手 |
プロ入り | 2022年 MLBドラフト2巡目(全体40位) |
初出場 | 2025年5月15日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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ダルトン・ウェイン・ラッシング(Dalton Wayne Rushing, 2001年2月21日 - )は、アメリカ合衆国テネシー州メンフィス出身のプロ野球選手(捕手)。右投左打。MLBのロサンゼルス・ドジャース所属。
経歴
ドジャース時代
2022年のMLBドラフト2巡目(全体40位)でロサンゼルス・ドジャースから指名されプロ入り[1]。契約金は約195万ドル[2]。傘下のルーキー級アリゾナ・コンプレックスリーグ・ドジャースでプロデビューし、すぐにA級ランチョクカモンガ・クエークスへ昇格した[3]。この年は2チーム合計で30試合に出場して打率.404、8本塁打、30打点の成績を記録した。また、レギュラーシーズン終了後にA+級グレートレイクス・ルーンズへ昇格し、プレーオフの試合に出場した[4]。
2024年4月からはAA級タルサ・ドリラーズでプレーし、レギュラーシーズン終了後にAAA級オクラホマシティ・ベースボールクラブへ昇格した。
2025年も開幕をオクラホマシティ・コメッツで迎えたが、同年5月14日、DFAされたベテラン捕手オースティン・バーンズと入れ替わる形でメジャー昇格。翌15日の本拠地ドジャー・スタジアムでのアスレチックス戦に7番・捕手として先発し、MLB初出場。2回裏、先頭打者として巡ってきた初打席では、相手先発のオスバルド・ビドから四球を選び、初出塁。金慧成の右前打で3塁に進むと、続く大谷翔平の右犠飛で生還し、MLB初得点を記録した。3回裏1死無走者で巡ってきた第2打席で、ジェイソン・アレクサンダーからMLB初安打。初日の打撃成績は4打数2安打3得点1打点1四球1三振。守備面でもブルペンデーの3投手をリードし、19-2の大勝に貢献。上々のMLBデビューを飾った。17日には8番・捕手としてクレイトン・カーショー復帰戦の先発マスクをかぶった。6回裏無死1、2塁の第3打席で右翼線への適時二塁打を放ち、初長打も記録した。31日のニューヨーク・ヤンキース戦では、8回裏にパブロ・レイエスからMLB初本塁打に放った[5]。
家族
弟のローガン・ラッシングも野球選手(投手)で、現在はメンフィス大学でプレーしている[6]。
背番号
- 68(2025年 - )
脚注
- ^ Stephen, Eric (2022年7月17日). “Dodgers draft catcher Dalton Rushing with their first pick, 40th overall” (英語). True Blue LA. 2023年2月5日閲覧。
- ^ Stephen, Eric (2022年7月30日). “Dodgers sign top draft pick Dalton Rushing” (英語). True Blue LA. 2023年2月5日閲覧。
- ^ Glaser, Kyle. “Q&A With Dodgers Prospect Dalton Rushing: His Hot Start, Succeeding The No. 1 Pick And More”. www.baseballamerica.com. 2023年2月5日閲覧。
- ^ Stephen, Eric (2022年9月12日). “Dalton Rushing promoted to Low-A Great Lakes in time for playoffs” (英語). True Blue LA. 2023年2月5日閲覧。
- ^ “大谷翔平の代役がメジャー1号 有望株が明かした初本塁打の舞台裏「翔平のバットを使おうかと思った」 先輩捕手ウィルから助言「自分のバットでホームラン打て」”. デイリースポーツ (2025年6月1日). 2025年6月2日閲覧。
- ^ “Logan Rushing - 2023 - Baseball” (英語). University of Memphis Athletics. 2023年2月5日閲覧。
関連項目
外部リンク
- ダルトン・ラッシングのページへのリンク