デ989形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 09:38 UTC 版)
1911年度に、甲武鉄道引継ぎの4輪客車を片運転台式の制御車に改造したもので、計4両が新橋工場で改造製作された。種車は、デ989が1896年(明治27年)三田製作所製のハ2304形(2313。甲武鉄道は21)、デ990 - 992が1897年(明治30年)近岡工場製のハ2478形(2479, 2480, 2478。甲武鉄道は23, 24, 22)である。 甲武鉄道では電動車の2両編成、電動車の間に制御回路の引き通しを設けた付随車を挟み込んだ3両編成でも運用されていたのが知られているが、これらの客車についての詳細はよく解っていない。本節のデ989形はこれらとは無関係である。
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