デバイス動作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/15 14:10 UTC 版)
「トンネル電界効果トランジスタ」の記事における「デバイス動作」の解説
このデバイスは真性領域に電子の蓄積が起こるようにゲートバイアスを印加することにより動作する。十分なゲートバイアスにおいては、真性領域の伝導帯がP領域の価電子帯に並ぶとき、バンド間トンネリング(band-to-band tunneling, BTBT)が起こる。P型領域の価電子帯からの電子が真性領域の伝導帯にトンネリングし、電流がデバイスを横切って流れる。ゲートバイアスが減少すると、バンドの位置がずれて電流が流れなくなる。
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