ディズニーへの参加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/29 00:07 UTC 版)
「アイヴァンド・アール」の記事における「ディズニーへの参加」の解説
1951年にウォルト・ディズニー・スタジオへ入り、『眠れる森の美女』で背景と色彩を担当した。この作品までにコンセプト・スケッチを担当していたのはメアリー・ブレアだったが、彼女が描く絵は丸みが特徴的ないわゆる絵本向きの絵だった。その作風をウォルトはとても好んでいたが、その絵本のような絵をアニメーション映画としては活かすことが出来ず、『不思議の国のアリス』を制作する際にもやはり、彼女の絵を手本にキャラクターたちを描いたが、完成した作品を観たウォルト自身はショックを受けたという。しかしアイヴァンドの絵を見てすぐに彼の作風を気に入り、前述したとおり、『眠れる森の美女』を制作する上での背景と色彩の全権を任され、ほとんどの背景を担当するに到った。寡黙で無表情のまま仕事を黙々とこなすことで関係者の間では有名だった。その後は、ディズニーランド内のアトラクションの一つである「シンデレラ城ミステリーツアー」を建造する際のコンセプト・スケッチを担当した。
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