テヤハル川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 00:48 UTC 版)
「神戸弁#敬語体系」も参照 近畿方言の敬語において、京都や大阪では「はる」、神戸や播州では「て(や)」を用いる(例:言っておられる=言うてはる/言うとってや)。1958年に鎌田良二が「はる」と「て(や)」の境界を調査したところ、住吉川を挟んで本山町以東では「はる」、御影町以西では「て(や)」が優勢であることが判り、鎌田は本山町と御影町の間が大阪弁と神戸弁の境界といえる旨を報告した。そのことから、方言研究者の間では住吉川のことを「テヤハル川」と呼ぶことがある。もっとも、現在の神戸市では大阪弁の影響によって「て(や)」が衰退しており、「はる」と「て(や)」の境界は住吉川よりも西へ移っている。
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