ティジャニ・ババンギダとは? わかりやすく解説

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ティジャニ・ババンギダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/18 01:57 UTC 版)

ティジャニ・ババンギダ
名前
愛称 ババ
ラテン文字 Tijani BABANGIDA
基本情報
国籍 ナイジェリア
生年月日 (1973-09-25) 1973年9月25日(51歳)
出身地 カドゥナ
身長 169cm
体重 69kg
選手情報
ポジション FW
ユース
1990-1991 ナイジャー・トルネードス
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1991-1996 ローダJC 78 (26)
1991-1993 VVVフェンロー (Loan) 34 (19)
1996-2003 アヤックス 77 (20)
2000-2001 ゲンチレルビルリジ (Loan) 12 (2)
2001-2002 フィテッセ (Loan) 14 (1)
2002-2003 アル・イテハド (Loan) 5 (0)
2003-2004 長春亜泰 29 (8)
代表歴
1994-2002 ナイジェリア 40 (5)
獲得メダル
男子 サッカー
オリンピック
1996 サッカー
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ティジャニ・ババンギダ(Tijani Babangida, 1973年9月25日 - )は、ナイジェリアの元サッカー選手。元ナイジェリア代表

人物

アフリカンサッカーが注目を集めはじめた1990年代に活躍した快足ウイング。スピードスター。

イブラヒム・ババンギダハルナ・ババンギダは弟にあたる。また夫人はダニエル・アモカチ夫人と姉妹関係にある。

経歴

1991年に17歳でオランダに渡り、VVVフェンローローダJCに在籍。1996年に500万ドルの移籍金でアヤックス・アムステルダムに移籍した。移籍初年度、UEFAチャンピオンズリーグに出場し、準々決勝・対アトレティコ・マドリード戦では決勝ゴールを挙げた。翌1997-98シーズンは13ゴールを挙げ、アヤックスのリーグ優勝に貢献した。

1996年アトランタオリンピックサッカー競技にナイジェリア代表として出場し、金メダルを獲得。1998年FIFAワールドカップフランス大会にも出場[1]。決勝トーナメント1回戦・対デンマーク戦では、劣勢の中で右サイドからボレーシュートを決めた。

2000年以後は層の厚いアヤックスの中でポジションを奪えず、レンタル移籍で世界各地のクラブを転々とした。2005年に現役を引退。

引退後はナイジェリアのタラバ・ユナイテッドの会長、マルタのFCモスタのテクニカルディレクター等を歴任[2]

2015年、ナイジェリア代表のスーパーバイザーに就任した[3]

代表歴

出場大会

試合数

  • 国際Aマッチ 36試合 5得点(1994年-2002年)[4]


ナイジェリア代表 国際Aマッチ
出場 得点
1994 2 0
1995 0 0
1996 0 0
1997 2 0
1998 7 1
1999 4 0
2000 9 2
2001 7 2
2002 5 0
通算 36 5

エピソード

日本国内で認知度の高い選手ではなかったが、コナミから発売されている人気サッカーゲームウイニングイレブンシリーズの初期の作品において、ババンギダをモデルとした選手がスピードの能力値が最高かつコストパフォーマンスの良い非常に強力な選手として収録されたことで、日本のウイニングイレブンファンの間で一気に認知度が高まった[5]。2016年に六本木ヒルズでウイニングイレブンの20周年記念ファンイベントが行われた際には、会場にババンギダの広告やパネルが用意されたり[6]、ババンギダラテなるドリンクまで発売される大人気ぶりで[7]、初期のウイニングイレブンを象徴する選手の一人であった。

脚注

外部リンク




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