ツマトリソウとは? わかりやすく解説

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ツマトリソウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 00:19 UTC 版)

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ツマトリソウ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: サクラソウ目 Primulales
: サクラソウ科 Primulaceae
: ツマトリソウ属 Trientalis
: ツマトリソウ T. europaea
学名
Trientalis europaea L.
和名
ツマトリソウ(褄取草)

ツマトリソウ(褄取草、学名:Trientalis europaea )は、サクラソウ科ツマトリソウ属の多年草APG植物分類体系では、ツマトリソウ属はヤブコウジ科に移されている。和名の由来は、花弁の先端にしばしば淡い紅色の縁があり、その色の入り方が鎧の威色目の一つである褄取りに似ているため。

特徴

茎の高さは10-15cm。は茎に互生し、茎の上部に輪生状につく。葉の形は広披針形で、先が尖り、葉身は長さ2-7cm、幅1-2.5cmになる。花期は6-7月で、先端の葉腋から花柄を伸ばし、白色の径1.5-2cmのを上向きにつける。花冠は7弁に分かれて咲き、雄しべは7個、雌しべは1個ある。

分布と生育環境

日本では北海道、本州、四国に分布し、亜高山の草地、半陰地、林縁に自生する。世界では、北アメリカ、ヨーロッパ、シベリア、アラスカ、朝鮮半島等の温帯及び寒帯に広く分布する。

変種

コツマトリソウ
福島県会津地方 2008年7月

変種に、コツマトリソウ(小褄取草、学名:Trientalis europaea L. var. arctica (Fisch. ex Hook.) Ledeb.)があり、ツマトリソウより小型で、葉先がまるく、湿原ミズゴケの中に自生する。

参考文献

外部リンク





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