チャールズ・ウェルズリー (第9代ウェリントン公爵)とは? わかりやすく解説

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チャールズ・ウェルズリー (第9代ウェリントン公爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/12 13:56 UTC 版)

第9代ウェリントン公爵アーサー・チャールズ・バレリアン・ウェルズリー
Arthur Charles Valerian Wellesley, 9th Duke of Wellington
Your Grace(呼びかけ)
His Grace(呼びかけ以外)
第9代ウェリントン公爵(2015年6月14日撮影)
第9代ウェリントン公爵
配偶者 アントニア・フォン・プロイセン
職務 貴族院議員欧州議会議員
家名 ウェルズリー家
父親 第8代ウェリントン公爵アーサー・ウェルズリー
母親 ダイアナ・マコネル
出生 (1945-08-19) 1945年8月19日(78歳)
イングランドバークシャーウィンザー、プリンセス・クリスチャン病院
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第9代ウェリントン公爵アーサー・チャールズ・バレリアン・ウェルズリーArthur Charles Valerian Wellesley, 9th Duke of Wellington OBE DL1945年8月19日 - )は、イギリス貴族、政治家。欧州議会および貴族院議員。ワーテルローの戦いでナポレオンを打ち破った初代ウェリントン公爵アーサー・ウェルズリーの五世孫にあたる。

経歴

第8代ウェリントン公爵アーサー・ウェルズリーの息子として生まれ、イートン・カレッジオックスフォード大学クライストチャーチで教育を受けた。

保守党に属し、1979年から1984年まではサリー選挙区、1984年から1989年まではサリー・ウェスト選挙区選出の欧州議会議員を務めた。また、2015年からは貴族院議員を務める。

家族

1977年2月3日ロンドンナイツブリッジにあるセントポール教会で旧プロイセン王家のフリードリヒ・フォン・プロイセンの娘であるアントニア・フォン・プロイセンと結婚、5人の子女をもうけた。

  • モーニントン伯アーサー・ウェルズリー(1978年1月31日 – ) - 2005年6月4日から2020年8月まで、元モデルで現在はメイクアップアーティストのジェマ・キッド(1974年9月20日 – )と結婚していた。彼らには2人の息子と1人の娘がいる。
  • レディ・ヴィクトリア・ウェルズリー(1979年10月25日 – ) - 2004年7月3日、第11代サンドウィッチ伯爵ジョン・モンタギューの次男オーランド・モンタギュー卿の後妻。子供あり。
  • レディ・メアリー・ルイーズ・ウェルズリー(1986年12月16日 – )[1]
  • レディ・シャーロット・アン・ウェルズリー(1990年10月8日 – ) - 写真家。オックスフォード大学で考古学と人類学を学んだ。マリオ・テスティーノのスタジオでプロデューサーを務めている。2015年7月15日、コロンビアの億万長者アレハンドロ・サント=ドミンゴ(アンドレア・カシラギの妻タチアナ・サント=ドミンゴの叔父)と結婚することを発表した。2016年5月28日、グラナダ近郊のイローラにある教会での式典の後、2人は公爵家の邸宅であるデヘサ・バハで結婚した[2][3]
  • フレデリック・チャールズ・ウェルズリー卿(1992年9月30日生まれ – ) - イートン・カレッジに通った後、2016年12月にサンドハースト王立陸軍士官学校を卒業して近衛騎兵隊に入った。2021年2月25日にキャサリン・ランバートとの婚約を発表したのち、2022年7月2日に結婚[4]

爵位

  • 第9代ウェリントン公爵 (9th Duke of Wellington)
    (1814年5月11日勅許状による連合王国貴族爵位)
  • 第9代ウェリントン侯爵 (9th Marquess of Wellington)
    (1812年10月3日の勅許状による連合王国貴族爵位)
  • 第9代ドゥロ侯爵 (9th Marquess Douro)
    (1814年5月11日の勅許状による連合王国貴族爵位)
  • 第13代モーニントン伯爵 (13th Earl of Mornington)
    (1760年10月2日の勅許状によるアイルランド貴族爵位)
  • 第9代ウェリントン伯爵 (9th Earl of Wellington)
    (1812年2月28日の勅許状による連合王国貴族爵位)
  • ミース州におけるダンガン城の第13代ウェルズリー子爵 (13th Viscount Wellesley, of Dangan Castle in the County of Meath)
    (1760年10月2日の勅許状によるアイルランド貴族爵位)
  • サマセット州におけるタラヴェラ=ウェリントンの第9代ウェリントン子爵 (9th Viscount Wellington, of Talavera and Wellington in the County of Somerset)
    (1809年9月4日の勅許状による連合王国貴族爵位)
  • 第14代モーニントン男爵 (14th Baron Mornington)
    (1746年7月9日の勅許状によるアイルランド貴族爵位)
  • サマセット州におけるウェルズリーの第9代ドゥロ男爵 (9th Baron Douro, of Wellesley in the County of Somerset)
    (1809年9月4日の勅許状による連合王国貴族爵位)

外国爵位

  • 第9代ワーテルロー公爵オランダ語版 (9th Prins van Waterloo)
    (1815年創設のオランダ貴族爵位)
  • 第9代ヴィトーリア公爵 (9th duque de Wellington)
    (1812年創設ポルトガル貴族爵位)
  • 第9代トレシュ・ベドラシュ侯爵 (9th Marques de Torres Vedras)
    (1812年創設ポルトガル貴族爵位)
  • 第10代シウダ・ロドリゴ公爵 (10th Ducado de Ciudad Rodrigo)
    (1812年創設スペイン貴族爵位)
  • 第8代ヴィメイロ伯爵 (8th Conde do Vimeiro)
    (1811年創設ポルトガル貴族爵位)

脚注

外部リンク

イギリスの爵位
先代
アーサー・ウェルズリー
ウェリントン公爵
2014年 –
現職
オランダの爵位
先代
アーサー・ウェルズリー
ワーテルロー公爵
2014年 –
現職
スペインの爵位
先代
アーサー・ウェルズリー
シウダ・ロドリゴ公爵
2010年 –
現職



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