チャイロイエヘビ
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チャイロイエヘビ | |||||||||||||||||||||||||||
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チャイロイエヘビ Boaedon fuliginosus
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保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) |
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Boaedon fuliginosus (Boie, 1827)[1] | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
チャイロイエヘビ[2] | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
African house snake[1] Brown house snake[1] |
チャイロイエヘビ(茶色家蛇、Boaedon fuliginosus)は、有鱗目イエヘビ科オオバイエヘビ属に分類されるヘビ。別名ナミイエヘビ[2]。fuliginosus はラテン語で「褐色」を意味する[3]。
分布
形態
全長70-100cm。体色は赤褐色や暗緑色、暗褐色、黒と個体により変異が大きい。
吻端から眼を通り、後頭部へ淡黄色の筋模様が2対入る。眼は大型で突出する。
生態
食性は動物食で、爬虫類、鳥類、小型哺乳類等を食べる。
繁殖形態は卵生で、1回に最大15個の卵を産む。
人間との関係
民家に生息することもあるが、ネズミ等を捕食してくれるため益獣として扱われている。
ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。主に野生個体が流通するが、繁殖個体が流通することもある。流通量は多くはない。やや小型だが、丈夫で飼育は難しくはない。
出典
- ^ a b c d Luiselli, L., Geniez, P., Busais, S.M.S., Sindaco, R., Howell, K., Ngalason, W. & Msuya, C.A. 2021. Boaedon fuliginosus. The IUCN Red List of Threatened Species 2021: e.T183198A1733326. https://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2021-2.RLTS.T183198A1733326.en. Accessed on 24 May 2025.
- ^ a b 中井穂瑞領『ヘビ大図鑑 ナミヘビ上科、他編 分類ほか改良品種と生態・飼育・繁殖を解説』誠文堂新光社、2021年、361頁。ISBN 978-4-416-52162-5。
- ^ Boaedon fuliginosus. Uetz, P., Freed, P, Aguilar, R., Reyes, F., Kudera, J. & Hošek, J. (eds.) (2025) The Reptile Database, http://www.reptile-database.org, accessed 24 May 2025.
参考文献
- クリス・マティソン 『ヘビ大図鑑』、緑書房、2000年、104-105頁
- 山田和久 『爬虫・両生類ビジュアルガイド ヘビ』、誠文堂新光社、2005年、101頁
外部リンク
- チャイロイエヘビのページへのリンク