チェックとチェックメイト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 15:45 UTC 版)
「キング (チェス)」の記事における「チェックとチェックメイト」の解説
詳細は「王手#チェスの「王手」」および「詰み#チェスの「詰み」」を参照 チェックの一例 a b c d e f g h 8 8 7 7 6 6 5 5 4 4 3 3 2 2 1 1 a b c d e f g h 現在黒キングはチェックされている。しかし、黒丸のマスに逃げる事ができる。 チェック キング以外の駒を、敵のキングに利かせる手を「チェック」と呼んでいる。 記号は「+」となる。 チェックをされた側は、キングを取られないように必ず対処しなければならない。(キングが自殺することは禁じられている) 敵からのチェックの対処(解消方法)は、次の3つのいずれかになる。攻撃を受けている自分のキングを、敵の駒が利いていない場所に逃がす。 味方の駒で防御する。 現在チェックしている駒を取る。 チェックメイト さまざまな「チェック」の中で、絶対に逃れる事ができない形がある。それを「チェックメイト」(または「メイト」)と呼んでいる。 記号は「#」となる。 チェックメイトされた時点で、対局は終了となる。実際にキングを取る行為までは行わない。 チェックメイトの形は多種多様で、複雑な物も数多く存在する。 味方の駒だけではなく、敵の駒もチェックメイトの形に関係することも多い。例えば、右図のチェックメイトの例2の場合、もしa7に味方のビショップがなければそこに逃げることができる(このビショップをどこに動かしてもチェックを防ぐことはできない)。このように、味方の駒がキングの逃げ道を塞いでしまうこともある。 チェックメイトの例1 a b c d e f g h 8 8 7 7 6 6 5 5 4 4 3 3 2 2 1 1 a b c d e f g h Qc8# チェックメイトの例2 a b c d e f g h 8 8 7 7 6 6 5 5 4 4 3 3 2 2 1 1 a b c d e f g h Bd5#
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