チェシャ・テリアの血を継ぐ犬種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/05 03:37 UTC 版)
「チェシャ・テリア」の記事における「チェシャ・テリアの血を継ぐ犬種」の解説
ブルテリア(英:Bull Terrier) ブルテリアはかつてブル・アンド・テリア(en:Bull and Terrier)という、名こそ似ているが全く容姿の異なる闘犬用犬種であった。それをペット犬種に転身させるため、チェシャ・テリアがかけ合わせて白いコートを取り入れ、頭の形を丸くした。これによりブル・アンド・テリアの容姿は現在のブルテリアにかなり近づいたのだが、何かが物足りないと感じた改良者は更にダルメシアンをかけ合わせて体格を改善し、被毛に黒いスポットや斑の模様が出るように再改良した。でも現在もブルテリアはチェシャ・テリアの顔を色濃く受け継いでいる。 シーリハム・テリア(英:Sealyham Terrier) 日本でもショー用もしくはペット用に飼育されているが、まだ珍しいウェルーズのテリア犬種。真っ白いコートと勇敢な性格を取り入れるために作出に関わった。かつては見た目によらずかなり攻撃的な性格だったが、ショー用に使われるようになってからは性格がかなり改善された。 アイリッシュ・スタッフォードシャー・ブル・テリア(英:Irish Staffordshire Bull Terrier) スタッフォードシャー・ブル・テリア(以下イングリッシュ種)及びアメリカン・スタッフォードシャー・テリア(以下アメリカン種)のアイルランド版。オリジナルのイングリッシュ種がアイルランドに渡り、それにチェシャ・テリアをかけ合わせて勇敢な性格を強調したもの。ただし、コートカラーは受け継がず毛色は白一色ではない。ちなみにアイルランド種はイングリッシュ種、アメリカン種に比べてマズルが太く、脚もかなり長い。
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