ダーク‐バッグ【dark bag】
ダークバッグ
文字どおり「暗い袋」で、暗室(=darkroom)の代用をする袋のこと。真っ黒に遮光してある袋で、両手を入れて作業をするための袖口と、二重に遮光された開閉部とがある。この開閉部からパトローネ入りのフィルムと現像タンク、現像リールを入れて、開閉部のファスナーを閉じて、袖口から両手を入れて、手探りでフィルムをリールに巻き込み、現像タンクに入れる。あるいは、大判カメラのシートフィルムをフィルムホルダーにセットするのもこのダークバッグ内で手探りで行う。カメラ内でフィルムが切れたりした場合にも、カメラの裏ぶたをダークバッグ内で開けて、フィルムを取りだし、パトローネ内に巻き戻すことなどができる。フィルムカメラ派はぜひともひとつは持っていたいアクセサリーである。
ダークバッグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/30 00:53 UTC 版)
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ダークバッグとは、写真フィルムを外光に当てないように作業を行うために、全暗環境を作り出す携帯型の袋状の作業具である。チェンジバッグ、セーフティバッグ、携帯簡易暗室などと呼ばれることもある。 4×5フィルムのホルダーへの装填、カメラトラブルの際の写真フィルムの取り出し、フィルム現像の際の現像タンクへの装填などに用いられる。
素材はナイロンなどでできており、3か所の開口部がある。うち1か所はフィルムや現像タンクなどの物品の出し入れをするためのものである。ここはファスナーによって開け閉めできるようになっているが通常二重になっている。残り2つは腕を入れて中で作業をするためのものであり、ゴムひもなどで開口部を萎めて外光が入らないようになっている。
同じ用途の用具として、袋状のダークバッグに対し、箱状のダークボックスもある。
関連項目
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