ダニー・トランス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 18:31 UTC 版)
「シャイニング (映画)」の記事における「ダニー・トランス」の解説
原作でのダニー・トランスは霊的な存在が前面に押し出されている以上、ある意味で物語の主役であり、自らが持つ超能力(シャイニング)を駆使し、悪霊に取り付かれた父親と立ち向かおうとする勇敢な少年として描かれる。これはそもそも原作ではアルコール依存とそれによって起きたジャックの家庭内暴力が明確に描かれている事も関係する。超能力について特に隠す様子も無く公然とそれを他者に話し、周囲もある程度それを認知している。超能力以外にも極めて優れた天才児として描かれ、更には謎の青年「トニー」(後に彼の未来の姿である事が判明する)が様々な面で大立ち回りを演じていく。 映画版でのダニーは一介の愛らしい少年で、徐々に狂っていく父親に不穏な空気を感じつつも心配する素直な子供として描かれる。ジャックが狂い始めた際には母親と共にそれに振り回され、最終的な結末も「シャイニング」ではなく咄嗟の機転で切り抜ける形で迎えている。
※この「ダニー・トランス」の解説は、「シャイニング (映画)」の解説の一部です。
「ダニー・トランス」を含む「シャイニング (映画)」の記事については、「シャイニング (映画)」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書からダニー・トランスを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からダニー・トランスを検索
- ダニー・トランスのページへのリンク