ダイヤモンド・グレースとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ダイヤモンド・グレースの意味・解説 

ダイヤモンド・グレース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/12 05:28 UTC 版)

ダイヤモンド・グレース
基本情報
経歴
起工 1993年8月24日
進水 1994年2月25日
竣工 1994年8月3日
要目
総トン数 147,012 トン
載貨重量 259,999 トン
全長 321.95 m
垂線間長 310.0 m
型幅 58.0 m
喫水 19.587 m
主機関 三菱 6UEC85LS II型ディーゼル 1基
出力 29,800馬力(最大)
26,820馬力(常用)
最大速力 16.93ノット
航海速力 15.5ノット
乗組員 34名
テンプレートを表示

ダイヤモンド・グレース (Diamond Grace) は、日本郵船が運航していた原油タンカーで(船主はパナマの現地子会社で船籍もパナマ)、1994年三菱重工業長崎造船所で建造された。現在は売却され、ドミニカ船籍となっている。

原油流出事故

1997年6月14日、原油257,042トンを積載し、アラブ首長国連邦のダスアイランド港を出港、京浜港川崎区の京浜川崎シーバースに向かった。

7月2日、東京湾中ノ瀬航路南西の浅瀬に接触、右舷船底に亀裂及び破口を生じ、原油約1,550klが流出した。政府は災害の状況に鑑み、災害対策基本法に基づく非常災害対策本部を設置。 3日には流出した原油の一部が川崎市や横浜市に漂着したが、巡視船艇、護衛艦、関係機関の船舶等による大規模な油回収作業を行い、4日夜には概ね回収された。

ダイヤモンド・グレースは揚荷終了後、三菱重工横浜製作所で応急修理を行い、シンガポールのケッペル造船所に回航して本修理が行われた。

参考文献

  • 船舶技術協会『船の科学』1994年12月号 第47巻第12号
  • 海人社『世界の艦船』1997年9月号 No.528
  • 海人社『世界の艦船』1997年10月号 No.530

外部リンク

http://www.aukevisser.nl/supertankers/part-1/id113.htm




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ダイヤモンド・グレース」の関連用語

ダイヤモンド・グレースのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ダイヤモンド・グレースのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのダイヤモンド・グレース (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS