タンパク抗原の取り込み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 22:49 UTC 版)
「抗原提示細胞」の記事における「タンパク抗原の取り込み」の解説
抗原提示細胞のタンパク抗原の取り込み方には大きく分けて以下の2通りがある。 飲作用(ピノサイトーシス pinocytosis ) 食作用(ファゴサイトーシス phagocytosis ) 飲作用は細胞外液に溶けた抗原を細胞外液と一緒に細胞内に取り込む方法で、食作用は細菌や高分子化合物などの大きな抗原を貪食して細胞内に取り込む方法である。単球・マクロファージは食作用で粒子状の大きな抗原を取り込み、樹状細胞は飲作用で可溶性の抗原を取り込み、またB細胞はB細胞表面上の免疫グロブリン (BCR) に結合した抗原を、BCRを通じて飲作用で取り込む。 詳しくはエンドサイトーシスを参照のこと。
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