タイラー・ムーア (野球)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/04/23 16:17 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| マイアミ・マーリンズ (マイナー) | |
|---|---|
ワシントン・ナショナルズ時代
(2012年5月19日) |
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| 基本情報 | |
| 国籍 |  アメリカ合衆国 |
| 出身地 | ミシシッピ州ランキン郡ブランドン |
| 生年月日 | 1987年1月30日（34歳） |
| 身長 体重 |
6' 2" ＝約188 cm 220 lb ＝約99.8 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 一塁手、左翼手 |
| プロ入り | 2008年 MLBドラフト16巡目 |
| 初出場 | 2012年4月29日 |
| 年俸 | $518,200（2015年）[1] |
| 経歴（括弧内はプロチーム在籍年度） | |
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この表について
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タイラー・マイケル・ムーア（Tyler Michael Moore , 1987年1月30日 - ）は、 アメリカ合衆国ミシシッピ州ランキン郡ブランドン出身のプロ野球選手（一塁手・左翼手）。右投右打。現在は、フリーエージェント（FA）。愛称はT-Mo[2]。
経歴
プロ入り前
2005年のMLBドラフト41巡目（全体1222位）でワシントン・ナショナルズから指名されたが、この時は入団せず。
2006年のMLBドラフト33巡目（全体991位）で再びナショナルズから指名されたが、この時も入団せず。
プロ入りとナショナルズ時代
2008年のMLBドラフト16巡目（全体481位）でまたしてもナショナルズから指名され、ようやくプロ入り。
2010年と2011年には、マイナーで2年連続30本塁打を記録[3]。
2012年4月29日のロサンゼルス・ドジャース戦でメジャーデビューを果たした。マイナーでは一塁手として出場してきたが、ナショナルズではチーム事情により左翼手として出場していた。1年目は75試合の出場で10本塁打を放った。プレーオフのロースターにも入り、セントルイス・カージナルスとの地区シリーズ第1戦では代打で決勝適時打を放った[3]。
2013年は、初めのうちは打撃不振に苦しんだが、マイナーに降格した時に打撃フォームを見直し、8月に再昇格してからは好調をキープした[4]。63試合の出場で打率.222、8四球に対して58三振。
2014年は42試合の出場に留まり、デビュー以来2年連続で出場機会が減少した。打率を僅かに向上させたものの、.231と低打率だった。本塁打は2年連続で4本ながら、得点圏では.304と打った[5]。
2015年は自己最多の97試合に出場したが、打率は自己ワーストの.203だった。一方、6本塁打、27打点を記録した他、二塁打を12本放って自己記録を更新した。この年は投手としても1試合でマウンドに登り、1死球を与えたが、無失点で切り抜けた。
ブレーブス傘下時代
2016年3月27日にネイト・フレイマンとのトレードで、アトランタ・ブレーブスへ移籍した[7]。AAA級グウィネット・ブレーブスに配属されたがメジャー昇格はなく、10月11日にFAとなった[8]。
マーリンズ時代
2017年1月3日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[9]。
2017年4月2日にメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入りした[10]。4月17日にDFAとなり、21日にマイナー契約で傘下のAAA級ニューオーリンズ・ベビーケークスへ配属された。5月10日に再びメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入りした[8]。この年は104試合に出場して打率.230、6本塁打、30打点を記録した。レギュラーシーズン終了後の10月7日にマイナー契約でAAA級ニューオーリンズへ配属され[11]、9日にFAとなった[8]。
詳細情報
年度別打撃成績
| 年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2012 | WSH | 75 | 171 | 156 | 20 | 41 | 9 | 0 | 10 | 80 | 29 | 3 | 0 | 0 | 0 | 14 | 0 | 1 | 46 | 3 | .263 | .327 | .513 | .840 |
| 2013 | 63 | 178 | 167 | 16 | 37 | 9 | 0 | 4 | 58 | 21 | 0 | 0 | 1 | 1 | 8 | 1 | 1 | 58 | 1 | .222 | .260 | .347 | .607 | |
| 2014 | 42 | 100 | 91 | 8 | 21 | 2 | 0 | 4 | 35 | 14 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 | 2 | 29 | 2 | .231 | .300 | .385 | .685 | |
| 2015 | 97 | 200 | 187 | 14 | 38 | 12 | 0 | 6 | 68 | 27 | 0 | 0 | 0 | 1 | 11 | 2 | 1 | 45 | 2 | .203 | .250 | .364 | .614 | |
| 2017 | MIA | 104 | 203 | 187 | 17 | 43 | 14 | 0 | 6 | 75 | 30 | 0 | 0 | 1 | 4 | 10 | 0 | 1 | 56 | 7 | .230 | .267 | .401 | .668 |
| MLB：5年 | 381 | 852 | 788 | 75 | 180 | 46 | 0 | 30 | 316 | 121 | 3 | 0 | 2 | 6 | 50 | 3 | 6 | 234 | 15 | .228 | .278 | .401 | .679 | |
- 2020年度シーズン終了時
年度別守備成績
| 年 度 |
球 団 |
一塁（1B） | 左翼（LF） | 右翼（RF） | |||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
||
| 2012 | WSH | 14 | 70 | 6 | 0 | 7 | 1.000 | 40 | 27 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
| 2013 | 14 | 97 | 4 | 0 | 12 | 1.000 | 29 | 31 | 0 | 1 | 0 | .969 | 6 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | |
| 2014 | 24 | 172 | 16 | 3 | 16 | .984 | 4 | 8 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | . | |
| 2015 | 39 | 216 | 10 | 0 | 22 | 1.000 | 20 | 18 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- | |
| 2017 | MIA | 45 | 270 | 21 | 0 | 30 | 1.000 | 7 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- |
| MLB | 136 | 825 | 57 | 3 | 87 | .997 | 100 | 87 | 1 | 1 | 0 | .989 | 15 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | |
- 2020年度シーズン終了時
背番号
- 57（2012年）
- 12（2013年 - 2015年）
- 28（2017年）
脚注
- ^ “Tyler Moore Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2017年1月5日閲覧。
- ^ Breakdown of Marlins' Players Weekend names MiLB.com （英語） (2017年8月24日) 2017年9月27日閲覧
- ^ a b Adam Kilgore (2012年10月8日). “Tyler Moore reaches a new high point in his rapid rise” (英語). The Washington Post. 2017年1月5日閲覧。
- ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2014』廣済堂出版、2014年、290頁。ISBN 978-4-331-51809-0。
- ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』廣済堂出版、2015年、270頁。 ISBN 978-4-331-51921-9。
- ^ James Wagner (2016年3月25日). “Nationals outright Tyler Moore to Class AAA Syracuse” (英語). Washington Post 2016年5月6日閲覧。
- ^ “Braves acquire Tyler Moore from Nationals in exchange for Nate Freiman”. Associated Press. ESPN.com. (2016年3月27日) 2016年5月6日閲覧。
- ^ a b c MLB公式プロフィール参照。2020年3月20日閲覧。
- ^ Joe Frisaro (2017年1月3日). “Fife, Moore headline Marlins' non-roster invitees” (英語). MLB.com. 2017年1月5日閲覧。
- ^ “Miami's OD roster includes new Marlin Moore” (英語). MLB.com (2017年4月2日). 2017年4月4日閲覧。
- ^ Joe Frisaro (2017年10月7日). “Marlins outright Worley, Guerra, 2 others” (英語). MLB.com. 2017年10月8日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Tyler Moore stats MiLB.com （英語）
- タイラー・ムーア (野球)のページへのリンク
