ゼロモード導波路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/19 23:04 UTC 版)
「1分子リアルタイムシーケンシング」の記事における「ゼロモード導波路」の解説
ゼロモード導波路(ZMW)は、透明なシリカ基板上に堆積したアルミニウムクラッドフィルムの円形の穴からなる、ナノフォトニックを閉じ込める構造になっている。ZMWホールは直径〜70 nmほどであり、深さは〜100 nmほどである。小さなアパーチャを通過するときの光の振る舞いにより、光場はチャンバー内で指数関数的に減衰する。照らされるZMW内の観測容積は〜20ゼプトリットル(20 X 10 -21リットル)程度である。このボリューム内で、単一ヌクレオチドを組み込んだDNAポリメラーゼの活性を検出する。
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