セ・リーグへの導入に関する議論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 08:51 UTC 版)
「指名打者」の記事における「セ・リーグへの導入に関する議論」の解説
セ・パ交流戦が導入された2005年以降、セ・パ間の戦力差が如実に表れるようになった。とりわけ日本一の球団は2012年の巨人以降、2020年まで8年連続でパ・リーグの球団がなっていた。また交流戦においては、2019年までの15度のうちセ・リーグの勝ち越しが2009年のみであったため、これらについてDH制がないことが不利に働いていると指摘するOBや解説者の声が多数あった。 巨人の原辰徳監督もソフトバンクに敗れた2019年の日本シリーズ後、DHの必要性に言及している。2021年11月現在でまだ目立った動きはない。 巨人の山口寿一オーナーは2021年シーズンの暫定的なDH(指名打者)制導入案についセ・リーグ理事会で提案するも、結局見送られることになった。巨人の他の5球団は「レギュラー選手が1人増えて年俸総額が高騰する」とそろって反対し、その後は新設された「価値向上委員会」で協議だけが続いている。
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