セミ・トランジスタ式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 16:06 UTC 版)
「ディストリビューター」の記事における「セミ・トランジスタ式」の解説
セミ・トランジスタ式(通称セミトラ)ディストリビューターは、ポイント式ディストリビューターのコンタクトポイントを電気スイッチに置き換えた形式である。磁気を帯びた非接触ポイントがディストリビューター同軸に気筒数あり、非接触ポイントがピックアップを通過する際の電磁誘導でイグニッションコイルの一次電圧を制御する形式である。ポイントの摩耗や焼損がなくなったことで信頼性が大きく向上したが、ディストリビューターキャップの接点との接触部分の摩耗による点火時期変化の問題は依然存在し続けたため、後にフル・トランジスタ式へ移行することになった。
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