セブン・イニング・ストレッチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 03:50 UTC 版)
「1910年のメジャーリーグベースボール」の記事における「セブン・イニング・ストレッチ」の解説
この年の開幕戦に、当時のアメリカ大統領だったウィリアム・タフトが来場し、始球式を行ない、試合が始まってからも大統領は観戦していた。しかし堅いイスにずっと座っていたので歴代大統領の中でも最大の巨漢(140キロ)と言われたタフト大統領は7回に入ってから、席から立ち上がり体を伸ばしていると、観客は大統領のお帰りと勘違いして席を立ち拍手を送った(今でいうスタンディングオペレーション)。この出来事が後になって、7回表に観客が席を立って背伸びをする習慣(7回の背伸び)となってセブン・イニング・ストレッチの始まりとする説がある。しかしさらに遡って1869年にシンシナティ・レッドストッキングスのハリー・ライト監督が友人へ送った手紙の中に「試合が7回になると観客は固いベンチに座り続けて疲れたため脚を伸ばし、楽しげに歩き回っている」と書いており、これが記録に残る最古のセブン・イニング・ストレッチとされている。
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