セイバーメトリクスによる選球ランキング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/08/12 04:56 UTC 版)
「IsoD」の記事における「セイバーメトリクスによる選球ランキング」の解説
元ロサンゼルス・ドジャースGMポール・デポデスタは、「打撃能力を査定する際には、出塁率とP/PA(一打席当たりの被投球数)がきわめて大きな意味を持つ」とも述べている。同様に、IsoDとP/PAを併せ見ることにより選球能力の優劣を多角的に判断することが可能になる、との考え方も存在する。これによると、タイロン・ウッズが5.69(IsoD.148 ×10 + P/PA 4.21)、タフィ・ローズが5.29(IsoD.112 ×10 + P/PA 4.17)で2007年度セ・パ両リーグの選球ランク一位――「選球王」となる。以下、松中信彦、山崎武司、ベニー・アグバヤニ、アレックス・カブレラ、高橋由伸、金本知憲、アーロン・ガイエルらがランク上位を占めており、彼等は警戒されて四球数と被投球数が増えると言う事情もあろうが、選球眼の鋭さは全体的な打撃成績アップにつながると言う一つの傾向が見て取れる。なお、俊足巧打タイプの最高ランクは青木宣親が4.95(IsoD .087 ×10 + P/PA 4.08)でセ6位、田中賢介が4.68(IsoD .066 ×10 + P/PA 4.02)でパ9位に位置している 。
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